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隠語の民俗学 差別とアイデンティティ

礫川全次

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309225548
ISBN 10 : 4309225543
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2011
Japan

Content Description

犯罪者などの反社会的集団も、漂泊放浪の芸能民やサンカ、サンショの賤民たちも、隠語を生むことで矜恃と被差別を共有した。隠語のルーツと心意に遡る、初めての構造民俗学。

【著者紹介】
礫川全次 : 1949年生まれ、在野史家。フィールドは、近現代史、犯罪・特殊民俗学。歴史民俗学研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ぬのさと@灯れ松明の火

    隠語を使用者から聞き取り→文章化→論文に引用される→辞書に掲載される、といった流れのなかで、誤植や解釈の誤りが見逃されたり、語の説明が微妙にズレてきたりするという指摘は、非常に重要だと思った。ただ、まあ、研究家ってのはどうしてこう、他人の説に喧嘩腰なのかねww

  • takao

    ふむ

  • hirokoshi

    集団独自の言葉が仲間意識を強めるというのは「カルトのことば」にも書いてあったかな。そういう影響で人前で使うものもあれば、「かくれキリシタン」は隠語だけでなくその所属集団の存在そのものを秘匿し、東北のマタギの場合は集団の存在を秘匿はしないが隠語の存在は固く秘匿していた…とか、期待した「差別意識への掘り下げ」はなかったけどおもしろかった。「散所(サンショ)」は初めて知った。「阿波の操りセンボウ」(1958年 前田勇)で紹介される阿波の人形浄瑠璃界隈で使われている隠語にある「カク…為す、する」「タレ…@女

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