Books

蒼いお尻のぼくときみ。 カナダ極北のイヌイット内なる心の旅

礒貝日月

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784879505842
ISBN 10 : 4879505846
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2007
Japan

Content Description

誇張され、深刻に描かれる傾向にある現代イヌイット社会の問題を、イヌイットの若者と日本の同世代の若者とのやり取りを通して生き生きと描く。現代のイヌイットの生活や、少数民族としての立場を伝える1冊。

【著者紹介】
礒貝日月 : 1980年、東京都に生まれる。慶應義塾大学総合政策学部で学び、2007年、同大学院政策・メディア研究科修了。現在、清水弘文堂書房代表取締役、総合研究大学院大学文化科学研究科(国立民族学博物館)博士課程在籍。2001年に『ヌナブト イヌイットの国その日その日 テーマ探しの旅』(清水弘文堂書房)を発表し、2001年度慶應義塾大学塾長奨励賞を受賞する。編者をつとめた『北の国へ!!NUNAVUT HANDBOOK』(清水弘文堂書房)で「2003年度/第3回カナダ・メディア賞」大賞を受賞。幼少期から極北の先住民イヌイットとかかわりをもち、2007年10月までにカナダ・ヌナブト準州各地へ現地調査のため7回訪問、合計すると約1年間滞在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Look

    「ヌナブト」を読んだあとに読むとより分かりやすい。ファジクション、ということで、少し現実離れしたファンタジックな筆致で描かれるものの、人々の暮らしはリアル。筆者が、小腹がすいたといって台所でさっとアザラシの生肉を切り取って食べるシーンが印象的。その横じゃ、27インチのテレビでアイスホッケーの試合を見てるんだからね。もう少し分厚くてもいい、と思った。あるいは、続刊でも可。

  • オタダオ

    リアル青春イヌイット。直前に読んだ岸上信啓さんの「イヌイット」で予習したので複雑な読後感。定住化政策で貨幣経済に取り込まれ、かといって職もなく、毛皮はEU禁輸措置で現金収入激減、国からの福祉の庇護があるといえば聞こえは良いが、目標もなく教育熱心でもなく、ただ自堕落な生活に落ち込んでいく。外部の人が希望を持てって言ったって、見えている地平が違いすぎて、苦笑されるか無視されるかだろう。トロントの大学からの研修生は二度とこんなところ来たくないと言う。筆者は何度でもまたここに来る、とつぶやく。それが印象的。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items