Product Details
ISBN 10 : 4480069666
Content Description
私たちは病院に、答えを得るために足を運ぶ。心身の不調の原因が明らかになり、それを取り去るすべが見つかることを期待する。しかし実際の医療現場は、私たちが思う以上のあいまいさに満ちており、期待した答えが得られない場合も多い。そんな時私たちは、医療者に失望するが、それは医療者も同様に悩み、考えるときでもある。本書は、医療者のそんな側面を、本人たちへのインタビューをもとに紹介する。病気になったとき、私たちは医療者とともにいかに歩むことができるのか。かれらの語りを通じて考えてほしい。
目次 : 第1部 肩越しの視点から(気付き―ナタデココとスカートのゴムについて/ 高齢者と身体拘束―看護師の心もきしむ)/ 第2部 科学が明らかにできないもの(手術と呪術―きれいな人と汚れた人/ 新薬―それを前に臨床医が考えること/ 効く薬とは何か?―漢方と科学の切れない関係)/ 第3部 傍らにいるということ(いのちの守り人―医療者の仕事の本質/ 死守―頑固爺はパンを焼く/ 共鳴―旅する言語聴覚士)
【著者紹介】
磯野真穂 : 1999年、早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒。オレゴン州立大学応用人類学修士課程修了後、早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。現在、国際医療福祉大学大学院講師。専門は文化人類学、医療人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ネギっ子gen
読了日:2022/10/06
どんぐり
読了日:2018/08/06
とある内科医
読了日:2022/02/10
kotte
読了日:2017/11/13
itokake
読了日:2023/10/16
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