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ISBN 10 : 4409041223
Content Description
2020年2月、ポストコロニアル研究の世界的思想家がニューヨークに集結。異文化の間、政治と文化の間、男女の間など、いたるところに翻訳不能なものはある。それを超えたところに翻訳は成り立つのか。人間関係の他性、理解不能性の根源を問う、日文研主催の国際会議の成果。
目次 : 第1部 翻訳不可能なものの翻訳(翻訳不可能なものを翻訳すること―ポストコロニアル研究の総括/ 言語の数え方・人類の分け方/ 翻訳とポストコロニアル研究の遺産 ほか)/ 第2部 東アジアにおける翻訳のポリティクス(日本酒vsワイン―夏目漱石の「文化的翻訳(不)可能性」概念をめぐって/ セトラーコロニアルな翻訳―「文明化」作用とアイヌの声/ 日本の拡張主義イデオロギーを読み換える―戦時期の東亜聯盟運動に参加した朝鮮人 ほか)/ 第3部 円卓討論(ポストコロニアル翻訳論における翻訳不可能性とは何か?)
【著者紹介】
磯前順一 : 1961年生。国際日本文化研究センター教授。宗教学、批判理論
タラル・アサド : 1933年生。ニューヨーク市立大学教授
酒井直樹 : 1946年生。コーネル大学人文学部教授。日本思想史、比較文学、翻訳論
プラダン・ゴウランガ・チャラン : 1978年生まれ。龍谷大学博士研究員。日本文学・日本研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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