相棒 Season14 下 朝日文庫

碇卯人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022648341
ISBN 10 : 4022648341
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
シリーズ
:
追加情報
:
371p;15

内容詳細

杉下右京が冠城亘とともに外国人斡旋業者の卑劣な悪事を暴く「右京の同級生」、逃亡中の宝石強盗犯を追って山深い秘境で遭難した右京が、決死の脱出劇を繰り広げる「神隠しの山」、捜査妨害をしたとして警視庁を去ることとなった亘と謹慎処分中の右京が、警察学校で大量殺戮を行ったテロリストに挑む「ラストケース」など6篇を収録。

【著者紹介】
輿水泰弘 : 1960年生まれ。フリーのコピーライターを経て脚本家デビュー。第23回橋田賞受賞

碇卯人 : 1960年生まれ。鹿児島県の離島に暮らす某ミステリ作家の別名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 二分五厘 さん

    『警官嫌い』今やサイバーセキュリティ対策室の青木君初登場。区役所職員の青木君が捜査協力を頑として拒むも、最後は右京さんに良いように操られ…。『物理学者と猫』シュレディンガーの猫よろしく黒猫が「ニャー」と鳴く度に切り替わる物理学者を巡る犯罪の世界。世界を巡り事件を解決する右京が、彼に示す世界とは。『神隠しの山』最後で怪談オチ…右京さん待望の心霊現象は彼の前では決して起きない。『ラストケース』右京さん初、そして冠城君も(男に)初の土下座。米沢さん卒業回。警察学校時代の米沢・冠城・青木を見てみたい(笑)。

  • Richard Thornburg さん

    感想:★★★  本編は6篇で構成される短編集です。  どれも粒揃いで面白かったです。 『スポットライト』は漫才コンビ「でんすけ」の相方を思う気持ちがあればこその結末は泣かせます。  『警察嫌い』に登場する事件の目撃者は、なぜそこまで頑なに警察への協力を拒むのか?・・・と言いながらも、右京サンには敵いませんでしたね(笑)  でも『警察嫌い』での冠城クンの行動が原因で『ラストケース』の冒頭シーンへ。 

  • * さん

    青木年男が初登場。控え目に言って闇が深い!冠城くんも負けず劣らずの危険人物ぶり。だから最近は大人しく感じる▼右京さん遭難シリーズ(右京さん×田舎シリーズ?)に外れなし。電気工事のお兄さんがいい味出してる。

  • BIN さん

    season14最終巻では初づくし。「物理学者と猫」ではシュレディンガーの猫をかませたちょっとしたSF仕立て。最後の「ラストケース」では右京さんの初土下座。「神隠しの山」では右京さんがかなりピンチな状態に。「ラストケース」の伴野にはもっと暴走するのを期待したんですがね。安定の面白さでした。

  • Ryuji さん

    ★★★★☆season14の最終巻。第十九話「ラストケース」が一番読み応え有り。このシリーズは政治家、特に大物政治家が絡んでくる作品は重みが出てくる。冠城君がこういう形で警視庁に残るとは思いませんでした。面白かった。

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