図説 ソウルの歴史 漢城・京城・ソウル都市と建築の六〇〇年

砂本文彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309761329
ISBN 10 : 4309761321
フォーマット
出版社
発行年月
2009年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,143p

内容詳細

朝鮮王朝時代の「漢城」、日本植民地時代の「京城」、そして大韓民国の首都「ソウル」。豊富な写真とともに、600年にわたる歴史を読み解く決定版ガイド。ソウルの町歩きが楽しくなる、深くなる1冊。

【著者紹介】
砂本文彦 : 1972年、広島県生まれ。1995年、豊橋技術科学大学大学院修士課程修了。現在、広島国際大学工学部准教授、博士(工学)。専攻は都市・建築史。博士論文「近代日本における国際リゾート地開発の史的研究」(東京大学)で、2002年度日本都市計画学会論文奨励賞、2004年度山田一宇賞。2004年度以降、日韓文化交流基金などの研究フェロー(成均館大学校)として、韓国の都市と建築の研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アメヲトコ さん

    2009年刊。朝鮮王朝時代から大韓帝国時代、日本植民地時代、大韓民国時代と時代を追ってソウル(漢城・京城)の歴史をビジュアルに追った一冊。写真・地図も豊富で、韓国文化の解説も含めた文章は読みやすく分かり易い。近代の叙述もバランスが取れています。

  • 鉄路のほとり さん

    同じシリーズの『韓国の歴史』よりも記述・構成ともダイナミックで面白い。李朝末期〜日本統治時代〜大韓民国時代に至る朝鮮半島の近代史を軸にコスモポリタン都市としてのソウルの姿を浮かび上がらせる。朝鮮総督府の解体や清渓川の再生工事の中にはその時々の政権の歴史認識を読み取る。日本統治時代は良くも悪くもソウルに「日本」の政治・経済・文化がどっと流れ込んだ時代だったのだとわかる(最大時でソウルの人口の3割が日本人だったとか)。他にも面白かったのは日本家屋と異なる韓屋特有の「マダン(中庭)」の役割についての考察とか。

  • ろーじゃ さん

    朝鮮王朝から日本統治終了までのソウルの歴史を写真と共に紹介。サブタイトルに「都市と建築の〜」と書かれている通り地図や写真、建築図面が豊富で興味を惹く内容。写真に則って説明が展開されているので、楽しく読む事ができる点も◯。 日帝支配の象徴とされる朝鮮神宮は戦後すぐに朝鮮人に壊された――のではなく、日本人神官の手により無事に「奉焼」され、役割を終えた事は頭に入れておきたい。

  • nkmr さん

    ソウル滞在中に。1890年頃、ソウル(京城)の街は男と女が外出していい時間が分けられており、鐘が鳴るたびに男だけの街、女だけの街が入れ替えで現れた。というおとぎ話みたいな話(byイザベラバード)が印象に残った。 あと、戦時中南山にあった”日本神宮”の顛末が興味深かった。

  • wang さん

    ソウルの歴史を李氏朝鮮成立期、大韓民国成立期、日帝支配期を中心に記述。豊富な写真・図版を使っているのが特徴。立派な建造物が多数ある中、儒教思想に基づいていたり、中華帝国の柵封を受けているなどの理由から独特の作りになっているのが特徴ある都市景観を形作っている。中国の都を真似ながら正方形でも碁盤目でもない作りになっていたり、植民地時代に爆発的に発展していたりなど意外なことも多かった。日本人だから書ける中立な視点の記述も○。昔の写真が豊富なのはイメージを浮かべやすい。

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