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安倍官邸とテレビ 集英社新書

砂川浩慶

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087208306
ISBN 10 : 4087208303
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

【目次より抜粋】
第1章 自民党とテレビ
日本国憲法と放送法/田中角栄氏による民放局大量免許交付/
自民党のメディア介入は1960年代に始まる
第2章 安倍晋三氏とテレビ
(1)初当選から第一次安倍政権まで
テレビ朝日報道局長発言問題/NHK番組改変事件/
テレビ朝日「出演拒否」事件/度重なるTBSとのトラブル
(2)第一次安倍政権でのメディア対応
NHK人事への「介入」/異常な「行政指導」乱発
第3章 NHKと民放
NHKの「政治的背景」/キー局すべてが持株会社
第4章 第二次安倍政権によるメディア介入
(1)メディアの選別
不可解なNHKニュース/蜜月メディアへの出演
(2)NHK籾井体制をめぐる諸問題
国会が籾井会長の職場/データで示された「NHKニュースの偏向」
(3)総選挙報道への「お願い」
「中立」「政治的公平」とは何なのか?
(4)前代未聞の「テレビ局呼びつけ」
「放送法174条の適用」は“違法答弁”
(5)自民党勉強会での「妄言」
第5章 「表現の自由」は誰のために
キャスター交代でテレビは窒息するのか/「停波」発言の意味するもの


【著者紹介】
砂川浩慶 : 1963年、沖縄・宮古島生まれ。立教大学社会学部メディア社会学科教授。早稲田大学卒業後、86年に民放連職員となり、放送制度、著作権、地上デジタル業務などを担当。2016年より現職。研究テーマは放送を中心としたメディア政策・法制度、放送ジャーナリズム論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • coolflat

    権力者がメディアを抑え込もうとするのは、今に始まったことではないが、こと安倍政権に至っては、常軌を逸している。本書は、その安倍政権によるメディア介入の歴史を、安倍晋三が初当選する1993年辺り(椿発言)から追っている。70頁。NHK番組改変事件。安倍は政治介入をしていないと言うが、当時の放送局長曰く、安倍が放送総局長を呼び出して言った言葉は「只では済まないぞ。勘繰れ」であり、「“作り直せ”と言えば圧力になるから“勘繰れ”と言ったのだ」とのこと。また番組改編に海老沢勝二会長の指示があったことも明かされている

  • 坊っちゃん

    ★★★★ 再読。 多くのデータや事例を提示しつつ、現(安倍)政権のマスコミへの異常とも言える圧力の実態を浮き彫りにする良著。と同時になぜ圧力に屈するのか、NHKや民放などの弱点も指摘している。自民党がマスコミへ政治介入するのは今に始まった事ではないにしても、安倍晋三が森内閣の内閣官房副長官時代に行ったNHKのドキュメンタリー番組放送の中止要請(結果的に番組内容が改変され、後に番組担当プロデューサーが内部告発)から始まる現在までの圧力の数とそのやり方には呆れるばかりだ。(コメント:2020/02/03)

  • うろん

    自分にできることは、賛否双方の立場の報道を見聞きすることしかないのだろうか。総合週刊誌を出版している大手出版社がどちらの立場なのかも書いてあればもっと良かった。しかし、オワコンと言われている新聞、テレビに対して圧力をなぜかけているのだろう。臣民は寄らしむべし知らしむべからずが、まだまだ生きているのだな。

  • しんすけ

    田舎ヤクザの三下のような男に、なぜ総理が務まるのだろうか。日本の総理とは程度が低いものだからと云ってしまえばそれだけだが、異常心理分析のテーマとしては興味深い。本書でその根拠なるものを探してみたが得るものは少なかった。だが興味深い記述はあった。現総理が低能であることは父親も認めていて、「使いものにならない」と岸井成格に漏らしていたらしい。これを知っているから総理は岸井を毛嫌いするのだろう。何れにしても、こんな低能が総理に収まっている現日本は、すでにファシズム社会になってしまったといって間違いない。

  • hk

    著者をふくめたメディア関係者や知識人に常々うったえたいことがある。それは「貴方たちの軽挙妄動で『表現の自由』を掣肘する口実を統治機構側に与えないで欲しい。表現の自由というものはメディアや文化人だけの専売特許ではない、市井の庶民にとっても不断の努力で勝ち取った宝物なんだよ」ということだ。これだけでは抽象的で解りにくいだろうから、軽挙の具体例を書かせてもらいましょう。原告1万人超という史上空前の集団訴訟を起こされていたNHKが、今年1月の最高裁判決前まで、権力側に盾突くような報道が出来る道理がないじゃないです

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