言ノ葉ノ世界 新書館ディアプラス文庫

砂原糖子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784403522406
ISBN 10 : 4403522408
フォーマット
出版社
発行年月
2010年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p;16

内容詳細

生まれつき人の心の声が聞ける仮原は、それを利用してずる賢く生きてきた。ある日、車と接触してケガをする。その車に乗っていたのが大学准教授の藤野だった。仮原が初めて出会った心の声と口で発する言葉が全く同じ人間。まるで輪唱のように響く藤野の“声”と言葉を心地よく感じ、そんな自分に苛立った仮原は、藤野がゲイであると知り、偽りで彼に「好きだ」と告げるが…。名作「言ノ葉ノ花」スピンオフ登場。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • JUN+ さん

    前作の続編ではなくスピンオフとのことだけど、登場人物は全員総入れ替えのため別物として読んで全然支障はない。人の心が聞けてしまう部分は共通していても、その能力の捉え方も違う。話の起伏はこちらのほうが面白いけど、攻めの仮原のキャラにあまり好感を持てず、二人のすれ違いに少々疲れた。むしろ占い師の過去のほうが気になる。ただ2作品通して読んでみて人の心の建前と本音や嘘も方便の意味をあらためて考えさせられたし、正直は信頼を生むけど真実は人を傷つけることも大いにあるということを思うと、仮原のこれまでがとても切なかった。

  • 扉のこちら側 さん

    2017年88冊め。再読。やっぱり初読時と同様にパラレルワールドの設定が気になってしまい、消化不良。主役二人のハッピーエンドで憂いなく終わる構成にしてほしかった。

  • saki@まったり更新中 さん

    言ノ葉ノ花スピンオフ。どうしようもないロクデナシの攻めが、心の声も言葉にだす声も裏表ない受けと出会い、それなりに人間として成長(したかな?)するお話。受けも何もこんな攻め選ばなくていいのに………と思いました。当人たちが良いんだから余計なお世話ですね;

  • 扉のこちら側 さん

    初読。2015年884冊め。荒れていた仮原が人のいい藤野に触れて落ち着いていくのはいい。けどパラレルワールド設定はなんだか混乱してしまうので正直いらなかったな。

  • 那義乱丸 さん

    積読崩し。攻の仮原が結構なロクデナシなのでムカつきつつ読んでたのだけど、生まれつき心の声が聞こえる彼もまた人間不信と孤独を抱えていて、しかも幼少時に母親からの拒絶というあまりに辛い経緯を知ると責めきれないものがある。そんな仮原の歪んだ執着に傷つけられる藤野が痛々しかった。それでも仮原を愛せる藤野って凄いなぁ。ちょっと人とズレたところのある藤野だからなのかも?あと、藤野の心の声と発する言葉が同じでまるで輪唱のようだという表現が美しくて印象的だった。ところで、占い師が気になったけどこのカプの話はないのかな?

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人物・団体紹介

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砂原糖子

1月29日生まれ。小説家。主な作品に「言ノ葉」シリーズ、「心を半分残したままでいる」(ともに新書館)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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