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天使の哲学 中世哲学入門講義

石田隆太

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784766430707
ISBN 10 : 4766430700
Format
Books
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中世では、天使は神と人間の中間に位置し、「人間とは何か」という問題を解明するカギとして盛んに議論された。
ときには天体の動かし手として、世界統治を司る「大臣」として、さらには中世版AIのような身体なき純粋知性として、つねに天使は哲学の中心にあった。

本書は、古代ギリシアから受け継いだ世界観を背景に、プラトン主義・アリストテレス主義という二大伝統を経由して、トマス、スコトゥス、オッカムら代表的な哲学者によって「天使論」が〈存在論〉〈認識論〉〈倫理学〉として体系化される軌跡をたどる。

近現代にたしかに息づく知と自由への渇望に、天使と悪魔がいざなう中世哲学入門――

【著者紹介】
石田隆太 : 1988年生まれ。同志社大学文学部助教。博士(文学、筑波大学、2018年)。専門は西洋中世哲学、特に個体化、天使論、物質主義の哲学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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