絶望スクール 池袋ウエストゲートパーク 15 文春文庫

石田衣良

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167917487
ISBN 10 : 4167917483
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
追加情報
:
299p 15cm(A6)

内容詳細

アジアからの留学生であふれる北口の日本語学校。アルバイト、住居、寝具まで斡旋する学校は、若者達の夢を搾取するだけなのか?借金を背負い日本へ渡ったベトナム人少女を絶望させる悪徳スクール。マコトとキングがその闇を暴く!表題作ほか3篇を収録、時代を鋭く描き出す人気シリーズ第15弾。

【著者紹介】
石田衣良 : 1960年、東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業。広告制作会社を経てフリーランスのコピーライターに。97年、「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。生き生きとした語り口と現在を映し出すエッジの鋭さが高い評価を受けた。受賞作に3篇を加えた『池袋ウエストゲートパーク』(文春文庫)でデビュー。2003年、『4TEEN』(新潮文庫)で直木賞を受賞。06年、『眠れぬ真珠』(新潮文庫)で島清恋愛文学賞、13年、『北斗 ある殺人者の回心』(集英社文庫)で中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO さん

    もう文庫本で15冊目になっているのですね。いつもながらの話ですが時代劇のような感じで読んだあともストレスを感じることがありません。今回は4つの話があるのですが、最近の話題である動物虐待や引きこもり、あるいは外国人向けの日本語学校の闇の話があります。まだまだ続くのでしょうね。鬼平犯科帳と同じで最初からまた読んでみようかとも思いました。

  • ゆいまある さん

    毎回なんとなく気になりつつも向き合ってこなかったテーマを掘り下げてくれる貴重なエンタメシリーズ。今回は全作タカシが来て殴ってくれるというワンパターンだけど、逆にその安心感が良かった。引きこもりは本人も親御さんも不器用な人が多く、不器用ゆえに騙されやすいのでありそうな話。こんなにうまく人と会話できたら即座に解決できるのになあ。見た目がきれいで可愛そうな人を助けるというファンタジーが石田衣良好きみたいだけど、本当に助けが要る人ってのは、たいてい助けたくなるような言動はしてくれないんだよな。だから仕事になる。

  • 鍵ちゃん さん

    アジアからの留学生であふれる北口の日本語学校。アルバイト、住居、寝具まで斡旋する学校は、若者達の夢を搾取するだけなのか?借金を背負い日本へ渡ってきたベトナム少女を絶望させる悪徳スクール。マコトとキングがその闇を暴く。表題作他3篇収録。今回は、動物虐待、ひき逃げ事故、ひきこもり、悪徳日本語学校からなる。マコトの母親に危険が迫った時のタカシは本当に怖い。それ一言につきる。

  • chiseiok さん

    テッパンの勧善懲悪トレンディwドラマ。安心安定のIWGP シリーズ15冊目。一時期中断してましたが、ファンの要望が強かったんでしょうね〜速攻再開、現在に至る(^^)。今回も程よく時代の空気を取り込みつつ、ちょっとハラハラ少しウルウル、最後はスカッとカタルシス!気持ち良〜く読み終えられました。一時代前にじいちゃんばあちゃん達が「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」にがっつり嵌って観ていた気持ちは、きっとこんなんだったんだね。キングの伝家の宝刀「顎の先を掠めたようにしか見えない小さなフック」、今回も見られて満足満足!

  • マッピー さん

    池袋の町は変わっても、マコトたちは変わらないのかと思った。そうしたらGボーイズも年をとり家庭を持つものも出てきて、逆に少子化の成果若者は入ってこないので高齢化が進んでいるらしい。なんか少し安心した。一緒に同じ時代を生きているのね。と思って読んでいたのだけど。表題作は貧しい祖国を出て日本で稼ごうと思っている日本語学校の留学生の話。今、日本の若者は、不景気の日本を見限ってアメリカで一攫千金を狙うとラジオで言っていた。たった4年前の小説が、もうすでに現実の社会と乖離し始めているのだから、時代の流れは猛烈に早い。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

石田衣良

1960年東京都生まれ。97年「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞を、06年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞を、13年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍

プロフィール詳細へ

石田衣良に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品