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日独伊三国同盟の起源イタリア・日本から見た枢軸外交

石田憲

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062585552
ISBN 10 : 4062585553
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
石田憲 ,  

Content Description

融通無碍な「反共」イデオロギーから、友敵関係による対外政策を作り出す構造が生まれ、ついには、実質的意味を持たず、破壊的な結末へと至る「空虚なる同盟」が結ばれてしまった。日本とイタリアの外務省に注目することで、枢軸外交が機能不全と自己崩壊に帰着する、その過程と構造を生々しく浮き上がらせる、画期的研究!

目次 : 第1章 日伊外務省と反共主義的国際観―対外政策のイデオロギー的背景(一九三〇年代の日伊外務省/ 相違点としてのファシズム/ 結節点としての反共主義/ 善悪二元論と友敵関係―親枢軸から反西欧へ/ 「空虚なる同盟」の始まり)/ 第2章 同床異夢の枢軸形成―現実政治の蹉跌(日独伊枢軸の位置づけ/ 東アジアの危機と枢軸の世界化/ 新たな膨張をめぐるイメージ)/ 第3章 同盟抑制の機能不全―対外政策決定過程の構造的崩壊(不従順な体制派―二人の駐英大使ディーノ・グランディと吉田茂/ 追随する抑制者―二人の外務省ナンバー・ツージュゼッペ・バスティアニーニと有田八郎/ 崩壊する対外政策決定の組織構造―東アジアと枢軸をめぐる政治と情報)

【著者紹介】
石田憲 : 1959年、東京都に生まれる。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、千葉大学法経学部法学科教授。専攻は、国際政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 陽香

    20130610

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