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評伝 1985年の尾崎豊

石田伸也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198652968
ISBN 10 : 4198652961
Format
Books
Release Date
June/2021
Japan

Content Description

なぜそこまで飢えるのか、なぜそこまで牙をむくのか――OZAKI。

世の中が狂乱のバブル経済に向かっていた1985年、時代に逆行するかのような孤高のロックシンガーが圧倒的な支持を得た。83年11月にデビューし、92年4月25日に26歳で壮絶な死を迎えた10代のカリスマ・尾崎豊のことである。

今なお「I LOVE YOU」「15の夜」「卒業」「シェリー」「僕が僕であるために」「OH MY LITTLE GIRL」など、短い生涯に残した楽曲はいくつもスタンダードとして愛され、生前を知らない現代の若者たちにも根強く支持されている。

その激烈な生とメッセージを、没後30年目を迎える2021年春、実父や同志だった中村あゆみ、ダイアモンド☆ユカイなど尾崎をよく知る者たちの証言で構成する同時代ノンフィクション。特に、84年のステージ上の骨折により表舞台から離れ、復活とともに急激に社会現象となった「1985年」を主軸に置き、なぜ尾崎豊が求められたのか、時代の象徴となったのかを、混迷の社会背景を含めて丹念に紐解く。


《著者情報》
石田伸也(イシダシンヤ)
1961年(昭和36年)10月1日、熊本県牛深市(現・天草市)生まれ。日本ジャーナリスト専門学院出身。86年よりライター活動を始め、「週刊アサヒ芸能」を中心に、主に芸能ノンフィクションを執筆。主な著書に「ちあきなおみに会いたい。」(徳間文庫)、「吉田拓郎疾風伝」「戦後70年日本の女神烈伝」「素顔の健さん」「仁義なき戦い100の金言」「角言―田中角栄を刻む62のメッセージ」「1980年の松田聖子」(以上、徳間書店)、「甲斐バンド40周年 嵐の季節」(ぴあ)、「田宮二郎の真相」(青志社)など。また1989年より現在まで、若手芸人を育成するイベントを定期開催しており、さまぁ〜ずやくりぃむしちゅーなど、多くの逸材と舞台をともにした

【著者紹介】
石田伸也 : 1961年(昭和36年)10月1日、熊本県牛深市(現・天草市)生まれ。日本ジャーナリスト専門学院出身。86年よりライター活動を始め、「週刊アサヒ芸能」を中心に、主に芸能ノンフィクションを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かみーゆ

    読みやすかったです。何回ビートチャイルドの話出てくるんだよみたいのはありましたけど、小山卓治の話なんてなかなか出て来ないもんね。坂上忍とかダイヤモンド☆ユカイも面白かったな。尾崎豊の評伝として悪くないとは思うんだけど、全体的にあと一歩足りないというか物足りないというか。ディスクガレージに振られるとことか面白いのに自分語りが中途半端なんだよね。取材先もなあ。キラーカーンもいいけどもっと話聞きたい人いるし。絶対無理なんだろうけど斉藤由貴とか浜田省吾とかさー。

  • Yoichi Shinkawa

    尾崎豊の曲を聴きながら読む。感無量。

  • 愛宕ひろえ

    僕にとって彼は「特別」だった。生きていると、必ずどこかで尾崎の歌が囁いてくる。それは尾崎に触れた人達なら皆通ってきた道だろう。けれど、彼は一体何者だったのか。僕らはその真実には決して到達することは無い。あらゆる人たちに見せた尾崎の姿が仮初めだったとしても、人はそれらの仮面が重なりあって「私」という人格ができる。仮面を剥がし切った姿などのっぺらぼうでしかないのだから。 僕らは2度と、彼に会う事もライブに行く事も叶わない。それでも彼はこれからも、若さという永遠の中に留まり続けて僕らを魅了していくことだろう。

  • tarorhythm3

    約30年後に、2021年の〇〇として本になりそうな人、居るのだろうか。私はいないと思う。

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