世界を魅了するチベット 「少年キム」からリチャード・ギアまで

石浜裕美子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862510778
ISBN 10 : 4862510779
フォーマット
出版社
発行年月
2010年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,259p

内容詳細

歴史を通じてチベット文化は人々の心をつかんできた。小説の中の20世紀前半のチベットイメージ、現代欧米社会とチベット仏教、音楽や映画の中のチベットなど、西洋人とチベットの関わり方を初期の頃から見ていく。

【著者紹介】
石濱裕美子 : 早稲田大学教育・総合科学学術院教授。早稲田大学文学研究科後期課程単位取得後退学。文学博士。チベット仏教世界(チベット・モンゴル・満州)の歴史と文化を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Yoshiki Ehara さん

    チベット参考図書E。ちょっと視点を変えて、世界でチベット文化がどう扱われているかを広く紹介する本。紹介されるのは、文学(「少年キム」やシャーロック・ホームズまで)、映画(セブン・イヤーズ・イン・チベット、リトル・ブッダなど)、音楽(パティ・スミスやU2)など。特に欧米の文化人がチベットに魅了され、様々な形でチベット支援に動いている。せっかくの切り口なので、日本の小説やマンガも取り上げたら面白いのに。

  • きなこ さん

    図書館にリクエストして買ってもらいました。法王様がチベットに帰ることができたら、世界は変わると思います。

  • ★★★★★ さん

    『少年キム』から近年のチベタン・フリーダムに至るまでの、欧米におけるチベット・イメージを概説する本。チベット仏教の思想体系はすごいと思うし、めちゃくちゃな中国の少数民族政策には憤りを感じるけれど、まず素晴らしいチベットありきで話を進められてしまうと説得力がないんですよね。主観が先に立って、チベット側のプロパガンダや、欧米におけるチベットのファッション性・経済効果などの側面を完全に取り逃しています。結果的に、安易なオリエンタリズムに回収されてしまう残念な本でした。

  • うにこ。 さん

    チベット上げ、日本下げが少しだけ目に付くけど、欧米に比べてチベットへの意識が薄い日本の現状では仕方ないかな。チベット問題入門書のさらに手前の、「チベットって何?」という疑問に答える間口の本として、良い感じ。面白かった。「クンドゥン」と「ザ・カップ」見たいなー。

  • メガネねこ さん

    ★★★★★本書は、従来のチベット関連書籍によくあるような史実を単に追い求めるドキュメンタリータッチといった手法ではなく、今までにない切り口、観点によって、チベットの存在を再度見直すような試みがなされている。 チベットをモチーフとする数々の小説、音楽、映画をテクストに、それら作品が作られた時代背景(チベットでの出来事)とリンケージさせて、世界がチベットをどのように認識し位置づけてきたかが解説される。 また、チベットモチーフの作品紹介に終止することなく、合間にはダライ・ラマ法王がとる立場を、「一人の人

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人物・団体紹介

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石浜裕美子

1990年早稲田大学大学院文学研究科史学科後期課程単位取得退学。東洋史学専攻。日本学術振興会特別研究員を経て、現在早稲田大学教育学部専任講師。文学博士。著書に「西蔵仏教宗義研究」(共著、’86年)、「新訂翻訳名義大集」(共著、’89年)、「チベット歴史紀行」(’99年)、「中央ユーラシア史」(分担執

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