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モンスタ-マザ-世界は「わたし」でまわっている

石川結貴

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334785130
ISBN 10 : 4334785131
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2008
Japan

Content Description

学校の運動会に弁当を持参せず、ピザの出前を取る…「うちの子は自宅で掃除させないので、学校でもさせないで」と理不尽な要求をする…息子の受験不合格は学校の責任と担任を土下座させる…まさに「モンスターマザー」という名にふさわしい母親たちがいま増殖中なのだ。15年間、延べ3千人の母親を取材して浮かび上がった「母子破綻」の深刻な広がり。

目次 : 第1章 おふくろなんてもういない/ 第2章 モンスターマザーの生態/ 第3章 子どもの異変/ 第4章 脱力モードと勘違い系/ 第5章 母親になれないよう育てられた/ 第6章 モンスターマザーを生み出したもの/ 第7章 母親に未来はあるか

【著者紹介】
石川結貴 : 1961年静岡県生まれ。自身の生活体験をもとに15年間で延べ3000人の母親を取材。豊富な取材実績から現代家族のリアルな問題を描き出すノンフィクション作品及び短編小説集を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 小梅

    頑張りすぎる母親と頑張らない母親の二極化現象が起きているらしい。モンスターペアレント現象は今の母親が抱える複雑な問題の一端にすぎない。まるでお母さんに見えない芸能人ばりのファッションやメイクにネイルをしてる事がカッコイイとオシャレに忙しく、運動会にはピザの出前。色んなタイプのキレる母親が存在する。昔は無かったメールという直接顔を合わせずに発言できる手段が当たり前になった今、あっという間に仲間はずれにしたりされたりする怖い世の中になっている。

  • なお

    極端過ぎの様な感じがしますが、どの時代もモンスターはいると思う。今時の子は!ばっかりで少しうんざりした。

  • 多かれ少なかれ、身近にこのようなお母さんはいるだろう。私自身、あぁ〜わかるなぁという部分もあった。「母親になる、そして子供を育てるということは、同時に自分の母親との比較を呼ぶ」というのには納得。「実家病」は自分にあてはまるものがあったし、「お姫様から奴隷になった」というのもよくわかる。それでも頑張れる場合はいいんだけど、きっと一部であろう、頑張ってないお母さんに育てられている子供たちの将来が心配だ。

  • ちか

    どなたかがレビューに書いていたが、両極端過ぎるよ。この母たちの中には入れないし相手をしなくちゃいけない学校の先生も大変だ。私が子育てしてた時はここまで酷くなかったな。でも思い出してみたらあった。書初めで息子が金賞になった時に「全く練習してない○○君が金賞で毎日練習してた娘が選ばれないってどういう事か?」と噛み付いた親がいた。息子が「別に金賞なんて欲しくないよ」と言ったら次の日金賞が女の子に変わってた。今思えば噛み付く親も変えちゃう先生もモンスターだったんだ(笑)

  • Ayakankoku

    モンスターマザー。彼女たちを生み出してきた社会的背景に注目しつつ読むことが出来た。その他にも、今時のなかなか母親になりきれない母親像も描かれていた。子育てをしていく中で、強さが生まれる。最初から強い母親なんていない、だからこそ社会全体で考えていくべき。母親になってみないと、子育てのイメージがつかないことも多い。だからこそ、先輩女性たちのサポートが彼女達の大きな支えになるといえる。

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