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完全版この地球を受け継ぐ者へ 地球縦断プロジェクト「p2p」の全記録 ちくま文庫

石川直樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480429391
ISBN 10 : 4480429395
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

高校2年で北極から南極までを人力踏破した記録。ほとばしり出る若い情熱を鋭い筆致で語るデビュー作、待望の復刊。写真多数。解説 管啓次郎

【著者紹介】
石川直樹 : 1977年東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞、『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 北極から南極まで連れていってくれた。湿度や息遣いまで伝わってくる臨場感。石川さんの文はいつも美しいなあ。環境に順応していく人間の姿は「全ての装備を知恵に置き換えること」を思い出させた。彼の1日1日の記録を追いかける、貴重な体験ができた。

  • penguin-blue

    国籍の違う8人の若者が北極から南極までを踏破するプロジェクトに参加し、旅をした記録(注:あいのりではありません)。新発見とか、未踏破とかへの挑戦が難しくなった現代にあっても人を惹きつける旅の形は色々あると思う訳で、同じ目的を共有していても厳しい環境の中、初対面に近い仲間との旅はいろいろな困難と、そしてそこを超えての発見や刺激に満ちている。歳を重ねるとどうしても旅に「楽」を求めてしまうので、この旅に挑み、やり遂げた彼らの若さを眩しく感じてしまう。行く先々でプレゼンや社会活動をしたりするのも興味深い。

  • ぽつねん

    22歳の石川さんが、7ヶ国8人の同年代の若者と北極から南極まで人力で旅をした時の日記。まず異国で1日にこれだけ行動して、さぞ心身摩耗してるだろうにこの文章量(ユーモアもある!)を残せているのが物凄い。同い年の時に自転車で1日20〜160km移動しながら日本縦断したけど、私の記録用の日記帳にはほぼ何も残ってない。彼はこの頃から悩みつつも既に人生の軸が定まっていたよう。あとがき1でカトマンズに居たり、あとがき2でK2に挑戦していたり、今年も8000m峰に登っておられたような。極地からの写真と筆が今後も楽しみ。

  • takao

    ふむ

  • SA

    ちょうど同じ時期、同じ時分にユーラシア横断していた自分と重ね合わせた。感性に共感できる。石川直樹、角幡唯介、高野秀行、話を盛らずにありのままを旅を表現できる人は魅力的だ。

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