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ISBN 10 : 4163911006
Content Description
伝説の俳人/書家の画期的な評伝。
目次 : 俳句第二芸術論―赤い椿白い椿と落ちにけり/ 子規と碧梧桐―師を追うて霧晴るゝ大河渡らばや/ 三千里の旅へ―鳥渡る博物館の林かな/ 新傾向俳句の誕生―思はずもヒヨコ生れぬ冬薔薇/ 龍眠帖と龍眠会―鮎活けて朝見んを又た灯ともしぬ/ 碧梧桐と虚子―虚子といふ友ありけりや冬瓜汁/ 無中心論の展開―相撲乗せし便船のなど時化となり/ 登山家・碧梧桐―立山は手届く爪殺ぎの雪/ 『八年間』の麗姿―ローマの花ミモーザの花其花を手に/ 関東大震災の記録―松葉牡丹のむき出しな茎がよれて倒れて/ 新切字の探索―汐のよい船脚を瀬戸の鴎は鴎づれ/ ルビ付俳句の意義―虎猫友猫なうて来る鼻声鼻黒が痩せて腰骨/ 碧梧桐死す―金襴帯かゝやくをあやに解きつ巻き巻き解きつ
【著者紹介】
石川九楊 : 1945年福井県生まれ。京都大学法学部卒業。京都精華大学教授、文字文明研究所所長を経て、同大客員教授。1990年発刊の『書の終焉 近代書史論』(同朋舎出版)でサントリー学芸賞を受賞。1992年『筆蝕の構造 書くことの現象学』(筑摩房)を上梓、「筆蝕」による書の読み解きの理論を確立。2002年『日本書史』(名古屋大学出版会)で毎日出版文化賞、2009年『近代書史』(名古屋大学出版会)で大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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茶幸才斎
読了日:2023/03/17
むっち
読了日:2020/08/13
おすとりっち
読了日:2019/10/23
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