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杉原千畝 講談社火の鳥伝記文庫

Hiroshi Ishizaki

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065124468
ISBN 10 : 4065124468
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

杉原千畝は、1900年、岐阜県に生まれた外交官です。第二次世界大戦前から終結までの、激動の時代に活躍しました。留学先の満州(現在の中国東北部)で外務省に採用され、のち、フィンランド勤務を経て、1939年、リトアニアに着任。そのころ、ヨーロッパでは、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害がはげしくなっていました。翌年の夏、日本経由で安全な国にのがれようと、ビザをもとめるユダヤ人たちが領事館につめかけます。千畝はなやんだすえ、政府の方針に反して日本通過ビザを発給し、6000人あまりのユダヤ人の命をすくったのです。小学上級から。

目次 : 1 夢に向かって(“千枚の田”のような豊かな人に/ 自分の夢はつらぬきとおす! ほか)/ 2 外交官・杉原千畝(アルファベットがすきなので/ 危険でタフな任務 ほか)/ 3 近づく戦争の足音(おだやかな日々/ ペルソナ・ノン・グラータ ほか)/ 4 命のビザ(カウナスでの日々/ おしよせるユダヤ人避難民 ほか)/ 5 日本へ。そして…(敗戦国の外交官/ 悲しみのなかの光 ほか)

【著者紹介】
石崎洋司 : 児童文学作家。1958年、東京都生まれ。慶應義塾大学經済学部卒業。昔話や翻訳など、幅広く活躍。『世界の果ての魔女学校』で野間児童文芸賞、日本児童文芸家協会賞受賞

山下和美 : 漫画家。1959年、北海道生まれ。1980年に「週刊マーガレット」からデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 竹城 俊之介

    私は太田忠司さんの小説でお名前を知りました。その後、日本テレビの「知ってるつもり(懐い)」でも取り上げられていた杉原千畝さん。 【起】苦学生時代。偉人伝にありがちな必死に学び、働く姿が描かれます。【承】ソ連との暗闘が描かれる外交官パート前半。ジェームス・ボンド感が溢れる展開に胸踊ります。 しかしこの物語の真骨頂は後半です。【転】【結】がすごい。本国の命令を毅然と無視し、ユダヤ人の生命を救った日本人。その決意。命懸けの行動。そしてその後。子供向けの伝記と侮れない世界に誇る日本人、感動の物語。涙しました。

  • nico

    子ども向けと侮るなかれ。読んで正解の1冊だった。第二次世界大戦下において、ユダヤ人のためにビザを発行したことで有名な杉原千畝さん。これだけの努力家で、優秀な方だとは知らなかった。ビザ発行によって職を失ってもなお、「当たり前のことをしただけ」と思えることも素晴らしい。また、救われたユダヤ人の方々が彼を探し、イスラエルへ招き、賞を送ったことも、なんだか嬉しくて涙が滲んだ。世界では紛争や人種差別など問題はまだ山積みだけど、こうした歴史を、勇気ある行動を、これからも学びながら忘れずに生きていこうと思った。

  • tban

    杉原千畝を正しく知ろう 命のビザの物語は有名だが、その杉原千畝の生涯は ほとんど知らなかった。かれがどうしてカウナスに居て どうして行方不明扱いされたのか、シンドラーよりも 多くのユダヤ人を救っていたこと。火の鳥伝記文庫と 侮ってはいけません。大人も読むべきだし、これを読める お子さんは幸せです。きっとためになります。

  • 本の妖精

    杉原千畝さん、スゴすぎる😲 感動的な話だった!

  • 平野

    杉原千畝の優しさが詰まった、とても良い本だった。 ユダヤ人達を、あの場面で自分だったらビザを発行する事はできなかったと思う。 だから、この杉原千畝は、とてもすごい人だと思った。

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