Product Details
ISBN 10 : 4791775562
Content Description
フィールドワークが世界の見方を変える―舞台は、マニラの貧困地区。突然試合が中止だと告げられるボクサー、自宅が急に目の前で破壊されるスラム街の住人、常に主人の顔色を窺う家事労働者…。何が起こるかわからない明日を待ち、絶えざる今を生きのびるとはどういうことか。かれらが生きる時間のディテールをともに目撃し、ともに書くための理論と思想。
目次 : 序章 暗がりの部屋/ 第1章 不確実な減量―待機するボクサー/ 第2章 共同生活―ボクシング・キャンプについて/ 第3章 対象化された貧困/ 第4章 レジリエンス/ 第5章 解釈労働/ 第6章 立ち退きの時計/ 第7章 時間―空間の伸縮/ 第8章 根こぎ―フィールドノートから/ 第9章 疲弊/ 第10章 癖―不可量領域の記述/ 終章 抑圧の時計
【著者紹介】
石岡丈昇 : 1977年岡山市生まれ。専門は社会学/身体文化論。筑波大学大学院人間総合科学研究科博士課程単位取得退学。北海道大学大学院教育学研究院准教授を経て、現在日本大学文理学部社会学科教授。単著に『ローカルボクサーと貧困世界―マニラのボクシングジムにみる身体文化』(世界思想社、第12回日本社会学会奨励賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
Mc6ρ助
読了日:2023/11/19
しんい
読了日:2025/09/21
ひつまぶし
読了日:2024/07/25
せい
読了日:2024/03/15
RYU
読了日:2024/02/12
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

