読者はどこにいるのか 読者論入門 河出文庫

石原千秋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309418292
ISBN 10 : 4309418295
フォーマット
出版社
発行年月
2021年07月
日本
追加情報
:
274p;15

内容詳細

小説を読んでいる時、その読者は、あなたであってあなたではない。本が読まれているさなか、「読者」はどんな機能を果たしているのか―。近代読者の誕生から百年余り。文学研究と現代思想の変遷を跡づけ、「内面の共同体」というオリジナルの視点も導入しながら、読む/書くという営みの奥深き世界へと読者をいざなう。文庫化にあたり大幅に増補した決定版。

目次 : 第1章 読者がいない読書/ 第2章 なぜ読者が問題となったのか/ 第3章 近代読者の誕生/ 第4章 リアリズム小説と読者/ 第5章 読者にできる仕事/ 第6章 語り手という代理人/ 第7章 性別のある読者/ 第8章 近代文学は終わらない/ 第9章 主人公の誕生/ 第10章 「女性」を発見した近代小説

【著者紹介】
石原千秋 : 1955年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授(日本近代文学)。夏目漱石から村上春樹まで、小説を斬新な視点から読んでいく仕事に定評がある。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    大学生・院生向けの文学理論本だが、一般の読者でも理解しやすいと思われる。小説がどう読まれてきたかということを知るために読んだ。作者とテクストと読者という三様の関係は面白く不思議なものだ。まあ研究しようと思わない限り理論をきっちりやる必要はないと思う。このあたりは文中でも触れられているとおり解釈を求める学校教育の弊害が影響している。自由に読めばいいのだ、小説は読者に手渡されたギフトなのだから。

  • Lieu さん

    文学部の専門講義くらいの手応えのある内容で、勉強になった。きっと何度も読み返すだろう。特にイーザーやヤウスなどのドイツ系の文学理論は、非常に抽象的な美学なので、日本の近代文学の作品を使った解説はわかりやすい。ただ著者はテクスト論の立場を取るが、日本の昔の私小説(嘉村礒多とか葛西善蔵とか)の場合は作者のことを考えないと何もいえないのではないか、とも思った。このことはこの本を読みながらもっと考えたい。

  • hidehi さん

    「第九章 主人公の誕生」、”主人公”なんて自明のものだと思ってたし、小説自体その存在が自明なものと思っていたが、成立にいろんな条件があり、読書体験自体がそれこそ江戸時代の人とはおそらくまったく異なるわけだ。意識していなかったが男性の見方女性の見方も隠れている。いろいろなるほど。 小説を読む、ということについて、文学批評のとてもよくまとまった歴史から入ってくれるので、総花的にいろんな理論に分けて書いてあるものよりこちらの方が理解しやすい人もいるのではないかと思った。

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石原千秋

1955年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授(日本近代文学)。夏目漱石から村上春樹まで、小説を斬新な視点から読んでいく仕事に定評がある。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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