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大学受験のための小説講義

石原千秋

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480059710
ISBN 10 : 4480059717
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2002
Japan

Content Description

センター試験に必ず出る小説問題を解くためには、学校では教えてくれない技術が必要。本書では、最近の受験小説の中から代表的な問題を選び、入試国語の隠されたルールを暴きながら、独自の読解法を伝授する。

【著者紹介】
石原千秋 : 1955年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。東横学園女子短期大学助教授を経て、現在、成城大学文芸学部教授。専攻は日本近代文学。文学テクストを現代思想の枠組みを使って分析、時代状況ともリンクさせた斬新な読みを展開する。また、「国語」教育について、とくに入試国語の読解を通した問題提起を積極的に行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ころりんぱ

    長男の春休み課題本。何読んでるの?とちょっと読み始めたら最後まで読んじまった(笑)センター試験と国公立大学2次の実際の問題を例に、小説の読み方を指南。それからどうした、って読むのは物語、どうして、なぜ、と読むのが小説、だそうで、そんな風に考えたことがなかったからへぇ、と。小説を読むっていうのはたくさん読み方がある中からひとつの物語を取り出す事、小説の受験問題は学校枠(常識的で道徳的?)の読み方をするってのもなるほどそうかも、と思った。受験関係なく読書できるって縛られてなくてとっても幸せなことだ。

  • ステビア

    非常に鮮やかな読みが光るが、自分でその読解ができるようになるかはまた別の話

  • そうたそ

    ★★★☆☆ 大学入試の小説問題は今でもトラウマしかない。古典は割と努力次第で何とかなるし、評論もコツさえつかめればなんとかなった。でも小説だけは点の波が激しく、点が低いことのほうが多かった。小説が好きだったからこそ、要らぬ深読みなどをして泥沼にはまっていってしまったのかなあと後に思ったりはしたが、それほど小説問題には嫌な思い出しかない。本書で示される解法は至って単純でわかりやすく、これを読んだ今ならもしかして……とすら思ってしまう。でも問題の善し悪しだけは受験生にはどうしようもできないな。

  • エムパンダ

    受験小説で主人公の親が出てきたら「私が親と同じになる物語」という理論は納得。しかし記述問題はテクニックでは解けない。その裏に隠されている心情を言語化するのが困難。全く逆に読み違えているのもあるし。恋愛問題なんて特に。これは人生でどれだけ本をたくさん読んできましたか、ということになるのだと思う。

  • nagy

    大学受験向けの小説問題の点がどうしても取れず、現代文の足を引っ張っていて悩んでいた私に、学校の現代文担当の先生がオススメの本として貸してくださった。石原さんの持論は一貫していて矛盾が無く、彼の編み出したルール通りに小説を解いていけば、合格点をもらえる道には近づけそうな気がした。先生のおっしゃったとおりに、小説対策の参考書として購入を決めた。(しかし、実際に内蔵されていた問題を解いたときの、自分の解答のつまらなさ!学校空間つまり道徳的価値観に毒されていた自分に改めて気づき、ショックだった。それにしても、参考

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