Product Details
ISBN 10 : 4022647043
Content Description
なぜ『こころ』のKと先生は自殺しなくてはならなかったのか?意外なキーパーソンとして浮かび上がる静と青年―漱石は「女の謎」に悩み続けた時代の教科書だった。高校生から大人まで、国民的作家がぐっと身近に感じられる一冊。新たに2章を特別書き下ろし!
目次 : 第1章 なぜ見られることが怖いのか(長すぎた遺書/ 眼差しへのこだわり ほか)/ 第2章 いま青年はどこにいるのか(語る人間の物語/ 冒頭と末尾の矛盾 ほか)/ 第3章 静は何を知っていたのか(「先生」と呼ぶ理由/ エリートのための純粋培養システム ほか)/ 第4章 「真実」の相続人(三つの遺産相続/ 家族小説家・夏目漱石 ほか)/ 第5章 時代の中の『こころ』(新しい時代の作家・夏目漱石/ 漱石文学は同時代では異質だった ほか)
【著者紹介】
石原千秋 : 1955年東京都生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専門は日本近代文学。夏目漱石を中心に、現代思想とテクスト分析による斬新な読みを提示すると同時に、国語教育への問題提起も注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
べる
読了日:2021/08/20
maimai
読了日:2017/12/03
ニクロム
読了日:2015/05/02
ただの晴れ女
読了日:2015/01/15
to boy
読了日:2013/06/18
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

