Product Details
ISBN 10 : 4122071224
Content Description
日本最後の講談定席として惜しまれつつ平成二年に休場した東京・上野の本牧亭。その席亭を務めた著者が四十二年間の軌跡を振り返る。家族ぐるみで交流した芸人達の素顔、伝統話芸を守らんと試行錯誤を重ねた日々。江戸っ子の爽やかな人柄がにじむ「おかみさん」奮闘記。“巻末対談”宝井琴調・神田伯山。
目次 : 雪の夜の楽屋/ 生い立ち/ 娘時代の私/ 戦中から戦後にかけて/ 本牧亭再興/ 寄席の経営/ 父のこと/ 『巷談本牧亭』のこと/ 中国旅行/ 鉄筋ビルの寄席に/ 休席の〓末/ 講談の灯は消さない/ 人との縁/ 幸せな星の下に/ あとがき―お礼に代えて/ 文庫版あとがきにかえて(清水孝子)/ 年表/ 本書に登場する主な講談師たち/ 対談 本牧亭がつないだ講談の昔と今(宝井琴調×神田伯山)/ 解説 客と演者とおかみさん―本牧亭をめぐる人間模様(長井好弘)/ 人名索引
【著者紹介】
石井英子 : 1910(明治43)年、東京生まれ。上野鈴本亭(現鈴本演芸場)席亭・鈴木孝一郎の三女。東京府立第一高等女学校卒業。38(昭和13)年、芸人・春本助治郎と結婚するが四年後、死別。終戦後、48(昭和23)年に父・鈴木孝一郎が本牧亭を開場。その席亭として寄席をとりしきり、「おかみさん」として多くの芸人・演芸ファンに慕われる。89(平成元)年、第一一回エイボン女性年度賞、90(平成2)年、松尾芸能賞受賞。98(平成10)年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
fwhd8325
読了日:2021/11/23
YONDA
読了日:2024/07/22
Shigeo Torii
読了日:2022/01/09
すずみ
読了日:2022/01/24
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

