マリー・アントワネット ファッションで世界を変えた女

石井美樹子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309226125
ISBN 10 : 4309226124
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
235p;20

内容詳細

王妃としてフランスに君臨しただけではなく、ファッションの力でヨーロッパを、世界を虜にしたひとりの女。従来の「わがままで浪費家」のイメージを覆す、美貌に知恵と理性を兼ね備えた、新たなマリー・アントワネット像の誕生!

目次 : 序章 王妃のマネキン人形は宇宙を支配する/ 第1章 統治権を持たない王妃/ 第2章 フランス人形の旅立ち/ 第3章 コルセット戦争/ 第4章 男装の麗人/ 第5章 ファッション・リーダー/ 第6章 シミーズ・ドレス姿の王妃/ 第7章 ヴェルサイユ宮殿、最後の輝き

【著者紹介】
石井美樹子 : 1942年生まれ。津田塾大学大学院文学研究科博士課程修了。1974〜78年、ケンブリッジ大学大学院で中世英文学・演劇を専攻。文学博士。神奈川大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 星落秋風五丈原 さん

    著者はいたくアントワネットの従来の描かれ方に不満を抱いていたようで、「彼女がいかに賢かったか」をそのファッションセンスと共に紹介。但し妻が悪くないなら悪いのは…と、夫ルイ16世がやたらとこき下ろされている。「歴代のフランスの国王には公認の愛人がいて宮廷文化を担ったが、ルイ十六世はフランス史上唯一人愛人を持たない王だったので、マリ―・アントワネットは宮廷文化の最大の担い手にならざるを得なかったのである。」確かに愛人がいればそちらに民衆の矛先が行ったかもしれないが、いいじゃないか奥さん一筋で。

  • 苺*** さん

    この本を読んで新しい史実を知る事になった。アントワネットについての本はたくさん出ているけれど、みな似たり寄ったりで目新しい物がない。この本では、アントワネットは「宝石狂い」ではなかった事が書かれてる。以前読んだ「マリー・ルイーゼ」(文春文庫)によるとナポレオン一世の妃「ジョゼフィーヌ」の方がアントワネットの何倍もの宝石を買わせていたそうだ。また、ファッションについては結婚式の時のドレスが非常に小さく、応急手当てをして式に出た事や乗馬が好きで乗馬服をよく着ていた事。

  • マサキ@灯れ松明の火 さん

    マリー・アントワネット…オーストリアで、マリア・テレジアの娘として、自由な宮廷生活を送っていた彼女が…フランス王室という「過去の栄光」にすがり付くかのようなエチケットだらけで、他愛ないこともスキャンダラスにしたがる宮廷人達の中で暮らすことは並大抵の努力ではなかったと感じます。本来、頼れるはずの夫との生活もままならず…彼女はファッションに救いを求めた。母のマリア・テレジアは…娘を愚か者扱い…【続】

  • ゆうゆう さん

    自由にならない生活は、しんどかっただろうなぁ。せめて少しでも自由に、とすると、母からの手紙が…そうか、元々がハプスブルグさんの政略結婚となれば、身の回りに母へテレジアさんへ報告しない人はいないのか。それをスパイととるか、故郷からの付き添いととるかは微妙かなぁ。コルセットを脱ぐのも、時代的にはやすぎたのかしら。シャネルと同時代にいたら、案外ランウェイ歩いてるタイプだったかもしれない。

  • 150betty さん

    (☆4)正直なところ、タイトルの付け方間違えてないか?という気持ちはある。母親に、小さい頃の怠け癖があって勉強嫌いのイメージを持たれててそれを覆そうと頑張ったり、「王様を楽しませる仕事をしています」という人に、王様を楽しませて差し上げろと教育されてたがために「それなら私のライバルになるのですね」と口走って反感を買ったり、よく教育を施されたいいトコのお嬢様なんだなという感じが凄くする。異国で後ろ盾なしに頑張るのはツラいわな。後、頭に船を載っけるあれ、ギャグじゃんと思ってたら既にイギリスに風刺されてたのね。

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