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103歳、名言だらけ。なーんちゃって 哲代おばあちゃんの長う生きてきたからわかること

石井哲代

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163918235
ISBN 10 : 416391823X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「長う生きてきた集大成が今の自分です。しょんぼりしよったら、人生を否定したみたいになりますね。心だけは柔らこうにして、おばあさんはいつも機嫌よう過ごしていたいです。なーんちゃって」(「はじめに」より)

「こんなかわいいおばあちゃんになりたい!」「人生の目標にしたい」という声が広島から全国に広がり、ベストセラーとなった『102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方』の石井哲代さんのその後を追った続編。これまでの人生経験から得た「哲代さんが自分の心に言い聞かせている言葉たち」を一冊に。

足の痛みで入院したり、できることが少なくなったりして気落ちする日もあるけれど、弱気の虫を退治して自分を励ましながら、明るく、機嫌よく、しなやかに生きている哲代さん。そのありのままの姿を「中国新聞」のふたりの記者(53歳と50歳、合わせてちょうど103歳)がじっくりと取材し、心に響く哲代さんの言葉を丹念に紡いだシリーズ第二弾。

デイサービスで活躍する様子や、小学校の教員だった哲代さんのもとに米寿の教え子たちが集まった同窓会、おいしそうにおやつを食べている瞬間など、楽しい写真もたっぷり収録。

お姑さんを介護した思い出、哲代さんの「夫婦論」、哲代さんの作った詩、教員時代の子どもたちとのエピソード、戦争への思い‥‥のほか、自身の経験やユーモアを交えて哲代さんが読者のお悩みにお答えするページも。
広島弁で人生を語る哲代さんの一言一言がじんわりとしみて、心があたたかくなる本です。

石井哲代(いしい・てつよ)    
1920年、広島県の府中市上下町生まれ。20歳で小学校教員になり、56歳で退職。近所の人からはいまだに「先生」と呼ばれている。26歳で同じく教員の良英さんと結婚。子どもはおらず、2003年に夫が亡くなってからは親戚や近所の人に支えられながら一人暮らしをしている。100歳を超えても元気な姿が「中国新聞」やテレビなどで紹介されて話題になり、2023年1月に刊行した初めての著書『102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方』がベストセラーに。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • レモングラス

    前作の102歳の本も感動しましたが、今回はそれにも増してよかったです。こんなにもお元気な哲代さんでも102歳と103歳は違うのだと読んでいて切なくなりました。どうぞいつの日もお元気で次作も出してくださいね。哲代さんの心にもいる弱気の虫。声が武器なんだそうです。まずは強気に自分に言い聞かせる。名言があまりに多く何を書き留めていいのか迷いますが「わたくしの人生です。人頼みにはできません。自分を助けるのは最後まで、自分しかおらんですね」「心配ナイチンゲールよ」。今度実家に帰る時には持って行きたいです。

  • ネギっ子gen

    【自分で考えて自分で決めたい。わたくしの人生ですもの、人任せは嫌じゃと思うとります】尾道市の田舎な集落で一人暮らしをする、哲代おばあちゃんの本、第2弾。現在103歳。読者の悩み相談にも答える。素敵な写真多数。<自分を認めてあげるしかないんですね。後ろ向きな気持ちを受け流したり、隠したりすることを覚えながら、楽な気持ちでおること。長う生きてきた集大成が自分です。しょんぼりしよったら、人生を否定したみたいになりますね。心だけは柔らこうにして、おばあさんはいつも機嫌よう過ごしていたいです。なーんちゃって>と。⇒

  • とよぽん

    石井哲代さんの新しい著書を読むことができて、うれしい。前作より確実に老いが進んで、入院や食欲減退、体の痛み、気分の落ち込み、などなど「弱気の虫」に負けそうになる哲代さん。でも、ユーモアと周囲の人を安心させ楽しくさせる明るさはものすごい精神力だと思う。素敵な女性。至言に感謝。

  • けんとまん1007

    帯にある言葉がいいな〜。心だけは自由です。日々の暮らしの中で、身体的な変化を受け入れるだけなく、そこから、いろいろ考える・続ける。その根っこにあるのが、その言葉なんだろうなあ〜。心が自由というのは、我儘とは全く違うことだと思う。自分自身を、周囲の人を大切に思うこと・大切にすること、時には、自分自身を𠮟咤激励すること。そんなことなんだと思う。

  • nyaoko

    歳をとって体は不自由でも、心は自由。ああ、なんて素敵な言葉なんだろう。田舎の農家の長男に嫁いで、子供が出来なくて、とても辛い思いをされたのに、そんな辛さを表に出さず、仕事も農作業も介護も!人の何倍も働いてこなしてきた哲代さん。本当になんというバイタリティ。馴染みの地元の記者に意地悪を言ったあと、てへっと笑う姿はとても子供っぽくて、チャーミンgoo。年寄りだからってバカにしないでよ、と言いたいんだろう。近いうちに映画を見なければと思う。

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