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平安の気象予報士紫式部 『源氏物語』に隠された天気の科学

石井和子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062721660
ISBN 10 : 406272166X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2002
Japan

Content Description

光源氏は暑さに弱かった、天気の急変で失脚など、様々なことが今以上にお天気次第の平安時代。紫式部の驚くほど正確な気象センスに裏付けられた「源氏物語」を天気から読み解き、新たな魅力に迫る1冊。

【著者紹介】
石井和子 : 学習院大学文学部仏文科を卒業。1968年、TBSにアナウンサーとして入社。「土曜ワイドラジオ東京」「モーニングEYE」などのキャスターをはじめ、「お天気ママさん」「ウィークエンドウェザー」「週末探険隊」など、天気番組のキャスターも務める。1995年、2回目の気象予報士試験に合格。予報士キャスターの草分けとして活躍。気象学会評議員、気象庁気象審議会委員を歴任の後、2002年から気象予報士会会長。TBSアナウンサースクール朗読講師なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 野の花

    「源氏物語」を気象に関係する言葉や情景から読み解いた本です。実際には書かれてないが、桐壺の更衣は梅雨時に亡くなったとか、「雨夜の品定め」の翌日は梅雨明けだった等等。紫式部は気象現象を効果巧みに使っている。「賢木」の密会の朝の不倫発覚に大雷雨とか。気象に特化してみただけでも紫式部の凄さがわかります。源氏物語について深みが増す本です。

  • lila*

    【図書館】そうだっけ?そんなにお天気描写あたっけ?と思いながらも、おもしろい切り口だなと。読み進めてなるほど。想像以上に気象解説が多く、風情もなにもないなと思わなくもなかったけど笑 源氏物語ほどのものになると、いろんな人がいろんな視点から読む。私にはそんな知識はないから、こういった本からいろんな視点を得られるのは楽しい。源氏物語、またいつか読もう!

  • ありんこ

    気象の描写の解説を加えながら読む「源氏物語」。とても興味深く読みました。いつの時代も恋の始まりは「春」なんですね。

  • takao

    寒冷化の時代へ

  • くらげ

    遥か昔の読書記憶が最近急によみがえり、再読。紫式部の観察眼のすばらしさと、物語の記述に対する著者の知識と愛情がおもしろかった。文学関連の書棚にあったけれど、どちらかというと科学とか気象のところに置いた方が良いのではないか、と思うくらい気象情報が充実。

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