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石頭 自己完結を拒否しつづけた禅者 唐代の禅僧

石井修道

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784653039938
ISBN 10 : 4653039933
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

江戸時代より『参同契』を離れて石頭希遷の面目無しと言われてきた。その偏向した呪縛を解放して、本書は『祖堂集』によって石頭禅の核心に迫った新たな試論である。では、石頭禅の核心とは何か。石頭の「己霊をも重んぜず(自己向上)」の語に端的に表現されていると確信する。敢えて一言にまとめるならば、自己完結を拒否しつづけた禅者ということになろう。

目次 : 第1章 石頭希遷の生涯(石頭の生まれた頃/ 六祖慧能と石頭のふるさと ほか)/ 第2章 石頭の禅風(圭峰宗密の石頭禅観/ 露柱に聞いてみよ―不会仏法 ほか)/ 第3章 石頭系の禅の確立(薬山惟儼/ 江西は雑貨鋪・石頭は真金鋪 ほか)/ 第4章 『参同契』と『草庵歌』(『参同契』/ 『草庵歌』)

【著者紹介】
石井修道 : 1943年、福岡県に生まれる。1966年、駒澤大学仏教学部禅学科卒業。駒澤大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。1971年、駒澤大学仏教学部助手として就職、講師、助教授を経て、1984年に教授に昇任し、現在に至る。1988年、文学博士(駒澤大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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