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日本の春画・艶本研究 もうひとつの出版文化

石上阿希

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582662160
ISBN 10 : 4582662161
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

春画をテーマとした日本初の博士論文。浮世絵や歌舞伎との関係、中国からの影響、近代の弾圧と復権など、春画・艶本の魅力を一冊で。

【著者紹介】
石上阿希 : 1979年、静岡県生まれ。立命館大学文学部卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期課程修了。博士(文学)。文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)、大英博物館アジア部日本セクション・プロジェクトキュレイターを経て、現在立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員、及び同大学非常勤講師。2010年に「近世艶本総合データベース」を公開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ナディ

    新聞の書評で興味を持ち、読んでみた。江戸時代まではおおらかに性を捉えていた日本人。明治に入り、西洋の価値観がいやらしいもの、猥雑なものと認識するようになったのだろう。歌舞伎、浄瑠璃、世相などの知識がないと楽しめないものなのだ。と、思った。

  • AO ao

    取締りが激しくなった期間もずっと出続けていたり、外国の方にも見せたり、嫁入り道具だったというのが示すように、ある一定の年齢以上であれば勉強のうちになると思った

  • わす

    浮世絵の過半数を占めるにもかかわらず春画研究は遅れていて、ポルノとしての春画研究もせいぜい四半世紀前から。中国の房中書に影響を受けた日本の春画は、近世に出版技術の発展によって庶民へと普及。『黄素妙論』を下敷きに上方で起こり、西川祐信の絵本から江戸へと広がって、文政期以後は書き入れにより趣向を凝らす。江戸時代まで必ずしも蔑視されるものではなかったが、明治に入ってからは春画に対する意識も変化、恥ずべきものとして規制が強まって日露戦争以後は摘発が相次いだ。

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