天久鷹央の事件カルテ 1 新潮文庫nex

知念実希人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101800103
ISBN 10 : 4101800103
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
286p;16

内容詳細

お前の病気(ナゾ)、私が診断してやろう。

統括診断部。天医会総合病院に設立されたこの特別部門には、各科で「診断困難」と判断された患者が集められる。河童に会った、と語る少年。人魂を見た、と怯える看護師。突然赤ちゃんを身籠った、と叫ぶ女子高生。だが、そんな摩訶不思議な“事件”には思いもよらぬ“病”が隠されていた……? 頭脳明晰、博覧強記の天才女医・天久鷹央(あめくたかお)が解き明かす新感覚メディカル・ミステリー。

【著者紹介】
知念実希人 : 1978(昭和53)年、沖縄県生れ。東京慈恵会医科大学卒業。2004(平成16)年から医師として勤務。’11年、「島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を「レゾン・デートル」(『誰がための刃』と改題し、’12年刊行)で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スズ さん

    診断困難とされた患者を診察する統括診断部の長であり、様々な謎を解明するのが大好きな天久鷹央の部下である小鳥遊優は、院内外で起こる謎の事件や原因不明の症状に悩まされている患者の診断に挑む彼女の助手として様々な患者と向き合うことになるが…。カレーと甘い物しか食べない偏食家で、事件の調査に優をいつも巻き込むが、豊富な知識に基づいた診断で患者にしっかりと向き合う鷹央と、彼女の謎解きや病気の診断に付き合ってしまうお人好しの優の二人が良い感じ。年に約二十万件の妊娠中絶が行われているという日本の現状に痛ましさを感じた。

  • 岡本 さん

    サクサク読める医療系ミステリー。著者が医師なので医療知識は勿論のこと、病院内部の描写にリアルさを感じる。個人的に鴻ノ池のキャラはあまり好きでは無いけど、魅力ある登場人物も多く、今後の展開が楽しみ。シリーズ物なので少しづつ読み進めよう。

  • 射手座の天使あきちゃん さん

    「あはは」と笑えて、「へえ、そうなんだ❕」と医療の知識に脱帽して、そのくせ読んだ途端に次々と筋を忘れてしまうライトノベルな一冊です(笑)。 俺様・ツンデレキャラの鷹央先生と優しくお人好しな小鳥先生の夫婦漫才っぽい掛け合いと二人の仲を百万倍にも膨らませて吹聴する鴻ノ池先生にこれはコメディーかと突っ込み入れてしまいました❕ <(^_^;

  • つるちゃん0719 さん

    さくっと楽しく読めました。普段は重く深いミステリー小説も好きだけど、こういうテンポが良い作品も好きです。

  • ソルティ さん

    説明のつかない症状を医学的視点から解決していくのが鮮やかであっぱれでスッキリ。語り口軽妙で入り込みやすい。まったりした案件だけじゃなく緊急性があったり診断間違ってることもあったり、とあるヒントからまた的確な診断がされたり、結構ハラハラドキドキ。これは連ドラ希望!「「お前は赤ん坊に母親を殺させるのか」」「「もちろん口先だけでも謝罪しておけば、無駄なトラブルを避けられることは分かっているよ。そうしておいた方が利口だってことも。けれど、私は謝らない。それが道理にかなっていないから。論理的に間違っているから」」

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人物・団体紹介

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知念実希人

1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞(本デー

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