スフィアの死天使 天久鷹央の事件カルテ 新潮文庫nex

知念実希人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101800448
ISBN 10 : 4101800448
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
追加情報
:
398p;16

内容詳細

外科医を辞め、内科医としての修業を積むべく、天医会総合病院の門を叩いた小鳥遊優は、そこで運命的な出会いを果たす。天久鷹央。空気を読めず、人とのコミュニケーションに難がある彼女は、しかし日本最高峰の頭脳を持つ天才女医だった―。宇宙人による洗脳を訴える患者。謎の宗教団体。そして、院内での殺人。鷹央と小鳥、二人の出会いを描いた長編メディカル・ミステリー。

【著者紹介】
知念実希人 : 1978(昭和53)年、沖縄県生れ。東京慈恵会医科大学卒業。2004(平成16)年から医師として勤務。’11年、「島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を「レゾン・デートル」(『誰がための刃』と改題し、’12年刊行)で受賞。医学的知見を生かしたミステリー作家の新星として注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ソルティ さん

    発行順に読もうと今回は長編の事件カルテの方。宇宙人を祀った新興宗教団体、っておもしろい設定。コンタクトのトリックはそれだと思ったがまさかそれを使うとは。沖田の娘の事はそうだろうとは思ったがまさかのそうだとは。沖田殺しの方はまさかの人物。ネタバレに気をつけるとこそあど言葉ばっかりになっちゃいます(笑)。知念さんは医者の倫理観をいつも指摘してくる。命題だな。「「(略)大多数の人間ができないことが私にとっては『当たり前』なんだ。私は自分のこの特徴を『疾患』だなんて思ったことはない。これは『個性』だ。(略)」」

  • 徒花 さん

    まあまあかな。天久先生のキャラクターはかわいいけれど、肝心の事件はどうもパッとしない。トリックや犯人などに意外性がないし、動機がどうにも付け焼刃な感じ。文章は変な癖もなく、読みやすいけれど、とりあえず続きは読まなくてもいいかな。しかし、『星籠の海』でもちょっと思ったけれど、ミステリーにおいてカルト教団という存在は非常に便利なものであるまぁ、と。このくらいの内容なら、長編にしなくてもいいような気もした。

  • スズ さん

    天医会総合病院に赴任した内科医志望の小鳥遊優は、他の医師が匙を投げた患者の診断のみを行う統括診断部の長である天久鷹央という女性の下で働く事に。そんな中、宇宙人に脳内に機械を埋め込まれたと喚く患者が現れて……。鷹央と優の出会いを描いた長編。とある事情でずば抜けた頭脳を有する代わりに、人の心の機微や場の空気を読む事が出来ない鷹央の危なっかしい言動を放っておけず、いつも彼女を守っている優の二人が素敵。宇宙人騒動の根本である宇宙人を信仰する新興宗教の施設に潜入し、鋭い観察眼で事件の謎を解明していく鷹央に痺れた。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    鷹央と小鳥の出会いの事件。エピソード0的な初の長編。鷹央と小鳥の設定ってそうだったんだぁ〜という一面もあって(小鳥の救急兼任など)面白かった。続きも楽しみ。

  • さばかん さん

    メディカル・ミステリーというよりはメディカル・サスペンスみたいな感じだった。  面白かった。    主役の二人について色々知れて良かった。 色々と。   もっともっと読みたい作品です。

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人物・団体紹介

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知念実希人

1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞(本デー

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