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学校するからだ

矢野利裕

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794973436
ISBN 10 : 4794973438
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「shhh…」と小声を発して返事をそろえるサッカー部員、広島出身ではないのに広島弁を操るヤクザ的風貌の生活指導。旧エヴァを愛し、シン・エヴァに失望した生徒との対話、破格の走りで男子をごぼう抜きにした女子生徒、そして肝心なところで噛んでしまう著者自身―。批評家で現役教員の著者が、学校のなかの“からだ”と“ことば”が躍動するマジカルな瞬間を拾い集めた、異色の“学校×身体”ノンフィクション。

目次 : 1章 部活動/ 2章 授業/ 3章 教員/ 4章 生徒/ 5章 行事/ 6章 コロナ以後の学校

【著者紹介】
矢野利裕 : 1983年東京都生まれ。都内の中高一貫校に勤務する国語教員。サッカー部の顧問、兼監督も務めていた。文芸・音楽を中心に批評活動をおこなっており、2014年「自分ならざる者を精一杯に生きる―町田康論」で第57回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • じーも@この度本屋さんとかを開きました

    学校とからだというキーワードに惹かれ購入。でも途中で断念。合う合わないはあるし、タイミングもある。機会があればまた。

  • peeping hole

    一昔前のサブカルっぽさに耐えられん。クラムボン押井守山口昌男忌野清志郎…。立川談志と松本人志にどっぷりで奥田民生…。園子温とかシュバンクマイエルでも勧められるんかと思った。mixiっぽい固有名の神聖視。〜を知ってる生徒みたいなラベリングもしんどい。だから考えさせるんじゃなくて引用で会話し合うかんじ。「〜〜なのだと僕の中では納得した」。う〜〜ん。学校で働いてる人ってなんでこの文体になるの。

  • AyaZ

    コロナ禍で失われた、学校の身体性を見つめ直すことが出来たエッセー。人間の成長について、大きな視点で考えていきたいと思わせてくれた。

  • めい

    高校時代や好きな人たちが想起させられる読書だった。わかるようでわからないことも、好きなことを話す人の熱にふれることも、自分のなかの「面白い」への可能性と入り口がいちばん開けている状態だと思うので、特別授業が本当に羨ましい。わたしも受けてみたかった

  • sucksuckhello

    批評家であり私立学校の国語科教員でもある矢野利裕さんのはじめての教員生活を描いたエッセイ。本業である教員と批評家のつながりを度々言及している彼の描く学校生活は、なんと豊かなものか。生き生きした生徒、個性豊かな先生たちを、グルーヴィーなものとして捉え直す試みは、小中の学校生活に良い思い出があまりない自分でも、様々な記憶を触発され、また自分が作り直される感覚があった。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』に並ぶような、傑作エッセイだった。

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