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朝ドラには働く女子の本音が詰まってる ちくま新書

矢部万紀子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480071361
ISBN 10 : 4480071369
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan

Content Description

一九六一年放送が始まり、六六年に「おはなはん」でブレイクした連続テレビ小説、通称「朝ドラ」のテーマは、なんだかんだいっても女の一代記、女の生き方。社会状況が劇的に変化しても、五十周年を機に放送開始時間が八時十五分から八時に変わっても、それは変わらない。そして今も、女子は朝ドラに励まされたり慰められたりしている。それはなぜか。ヒロインの人生の戦いは、すべての働く女子の戦いに重ねられるからだ。本書は朝ドラ論であるとともに働く女子論でもあり、働く女子を身近にもつ男子の必読書でもある。

目次 : 序章 働く女子に、励まされたり、裏切られたり―「ちりとてちん」(二〇〇七年下期)/ 第1章 ハンサム夫を愛でる/ 第2章 色気にやられる/ 第3章 せっかくなのに、な、なぜ?/ 第4章 真っ当な女子への讃歌/ 第5章 朝ドラが、問いかけるもの/ 巻末資料 本誌で扱った朝の連続テレビ小説

【著者紹介】
矢部万紀子 : 1961年三重県生まれ。コラムニスト。1983年朝日新聞社に入社し、記者に。宇都宮支局、学芸部を経て、「AERA」、経済部、「週刊朝日」に所属。1994年、95年、「週刊朝日」で担当したコラムをまとめた松本人志『遺書』『松本』(朝日新聞出版)がミリオンセラーになる。「週刊朝日」副編集長、「AERA」編集長代理をつとめたのち、書籍編集部で部長をつとめ、2011年、朝日新聞社を退社。シニア雑誌「いきいき(現「ハルメク」)」編集長となる。2017年に株式会社ハルメクを退社し、フリーランスで各種メディアに寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rico

    「朝ドラを愛でる女子会」に参加、愛溢れるトークを堪能した気分。「ゲゲゲの女房」あたりから朝ドラに戻ってきた私には、うんうんと肯くところ多し。健気に一途に頑張る主人公、イケメン夫、色々あってもハッピーエンド。概ね一定の枠の中におさまり、どうしようもなく薄味なのもあるけど、たまに凄い作品が生まれる。「あまちゃん」「カーネーション」の破壊力。「さ、お昼にしょうけ」糸子の一言にもってかれた。これがあるから、見るのやめられない。メッセージは「堂々とせよ」か・・・。いいとこ突いてる。

  • Kentaro

    朝ドラはメッセージをくれるが、それは頑張って成功しなさいではなく、自分のあるがまま、まっすぐ生きて堂々としていなさいということがポイントなのだそうだ。 これまでの世の中のルールはおおむね、男が決めてきた。成功するのも男性だ。そんな時代に何者かになろうと努力する女性は色々なことをしなくてはいけない。 女子も結構大変だ。家でも職場でもしんどいことだらけ。そういう気持ちを朝ドラが代弁していてくれるのだそうだ。それにしてもあまちゃんくらいしか知らなかったが、毎年人気の朝ドラはこんなにあったのかと驚きました。

  • ゆゆ

    朝ドラは好きだ。(というかドラマ全般好き)でも世間で高評価(高視聴率)だったものを脱落したり見損ねたりしている。まあ人の好みなんてそんなもんでしょう。自分が好きなものを多くの人が同じように思ってくれたらそりゃ嬉しいけど。というわけで、今回のこの著者さんと気持ちがあう時とあわない時があり、そうなんだーふーん…と読み飛ばすところもあれば、そうだったね!そうかそういう見方もあるんだ!と思わされるところもあったりで…まあ要は楽しんだ…かな。ただ「働く女子の本音」については、その端くれにいるんだけど、あんまり???

  • キビ

    朝ドラは、観れたり観れなかったりなので、意見とか何とか言える立場ではない。だけど、気にはしてるし、観だしたらはまるなといういうのはこれまでの経験から分かってる。15分が繋がっていってることが、ただただ素敵だと思う。うーん…読んでて悲しかったことがあるので、これだけメモ代わりに。ミスチルの主題歌についての部分は次読むときは、とばす。ウェルかめ、よかったけどなぁ。…以上です。

  • 個人的には「闇鍋群像劇」が好きだから、ヒロインに焦点が当たりすぎない『ひよっこ』『あまちゃん』にワクワクしたのかな。▼朝ドラのメッセージは「成功しよう」ではなく「堂々としよう」だ、という総括は晴れやか。成功には何年もかかるかもしれないが、堂々とすることはいつもの朝8時からできる!

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