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坐の文明論 人はどのようにすわってきたか

矢田部英正

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794970275
ISBN 10 : 4794970277
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

歴史的・世界的に人々はどのような坐り方をしてきたのか?坐の形態の世界分布、床坐民族と椅子座民族の身体感覚の違い、座具が各国の空間様式をいかに形づくったのか、具体的な椅子の製作の裏側にある坐理論のバリエーション、それとよりよくマッチするための身体技法など、“人とすわること”についてのトータルな考察にして、画期的な文明論。

目次 : 序章/ 1章 坐の形態論―世界各地の坐文化/ 2章 坐の象徴論―椅子座と床坐の文明/ 3章 座の空間論―中国椅子史と日本の受容/ 4章 座の様式論―フランス家具の様式と名称/ 5章 座の語彙論―椅子の名称とタイポロジー/ 6章 坐の技法論―身体が導く椅子デザイン/ 7章 坐の文明論―文明とは身体である

【著者紹介】
矢田部英正 : 1967年生まれ。筑波大学大学院体育研究科修了。整体協会にて研鑽を積んだ後独立し、日本身体文化研究所を主宰。武蔵野美術大学講師。大学では体操競技を専門とし全日本選手権、インカレ等に出場。選手時代の姿勢訓練が高じて日本の修行・芸道の身体技法を研究する。姿勢研究の一環として椅子のデザイン開発に着手。「身体感覚のデザイン」をテーマとしたプロダクトレーベル“Corpus”をプロデュースし、デザイン・製作を手掛ける。椅子の販売・コンサルティング会社の顧問も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もよ

    「すわる」ということを様々な角度から論じており、「すわる」ことがこんなに深い意味を持つのかと驚きとともに感慨深く感じました。

  • Masaki Iguchi

    椅子にこれほどの歴史や分類があるとは思わなかった。坐から東洋と西洋の違いを見るのも面白かった。著者の集大成、という感じの作。

  • マヌタ

    座ることにまるで興味がなかったので期待していなかったが、、、そこには宗教的にも思想的にもいろんな意味合いが含まれていることを知り楽しめた。装丁から日本人の床座を鼓舞していくような日本論かと思っていた。が、そんなことなく、世界中の文明から派生した座り方を論理的かつ客観的に説明してくれるので、文明論として十分堪能できる。座るという新たな視点から文化の違いを楽しめたのでとても有意義だった。

  • takao

    ふむ

  • 高橋直也

    図書館の本、私は正座が嫌いです。だからそれを正当化するために、理由を探して読みました。正坐には訓練も必要なんだということです。(笑)それは置いておいて、坐ることについて椅子についていろいろ面白かったです。「日本人の坐り方」という本も探して読んでみたいと思います。

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