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医の未来

矢崎義雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004313007
ISBN 10 : 4004313007
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2011
Japan

Content Description

勤務医の過重負担、地域医療の混乱、医療システムの動揺…。医学・医療の直面する現実はきわめて深刻だ。打開の道は果たしてあるのか。日本医学会総会がその知を結集し、医学・医療の目指すべき明日を探る。

【著者紹介】
矢崎義雄 : 1938年生まれ。1963年東京大学医学部卒業。東京大学医学部教授、同医学部長、国立国際医療センター総長を経て、現在、独立行政法人国立病院機構理事長。専攻は内科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ロッキーのパパ

    医療の臨床・研究的な面だけではなく、医療を取り巻く社会環境や治療行為の倫理的な面も含めて、これらの現状と将来の展望が書かれている。内容が多岐にわたる分だけ、総花的な印象になったのが少し残念。個人的には社会環境や倫理面の展望を深堀りして欲しかった。本編とは直接関係ないけど、「神は聖書だけではなく、自然という書物を書いた」という言葉が印象に残った。キリスト教文化である西欧で科学が発達した理由を上手く表現していると思う。

  • ikatin

    本書の執筆コンセプトからして総論的にならざるを得ないのは仕方ないと思います。コメディカルの方々には最適ではないでしょうか。一般市民の皆さんには講演として直に聞いてもらうほうがより理解しやすいでしょう。自分にとっては第1部が喫緊の問題としてやはり一番興味深く読ませていただきました。また本文でも繰り返し述べてありましたが、メディアは医療・医療者の状況を必ずしも正しく伝えていないことも再認識。

  • regacian

    2011年の日本医学会総会に向けて一般向けに書かれた本です。13章それぞれ異なる分野や視点からの議論がされています。本書執筆の前数年のマイルストーンとしては、2006年のがん対策基本法制定、2007年のiPS細胞の開発、2009年のパンデミック宣言の存在が大きく感じました。また、高齢化問題への対処や、医療従事者の負担増への対処、予防医療への注力も、差し迫った課題としての認識があるように思いました。2009年パンデミックで言及される先進国・発展途上国間格差は、Covid-19でも引き継がれる問題になりました

  • Kentaro

    やはり再生医療への期待が強く感じられました。生物の中にはプラナリアのように、頭と胴を切り離しても、頭だけの方は胴体部分を再生し、胴体の方は頭を再生し、2個体に再生されます。イモリも四肢を切り離されても数日から数週で再生されていきます。 これには万能的に再生可能な幹細胞にまとわられていることがわかっています。 人の場合、これをES細胞やiPS細胞に期待がかかります。 奥深い医療の世界がなんとなくわかった気になる一冊でした。

  • まるさ

    医学の現状について基礎〜臨床までを俯瞰した本。「医学研究の目指すところ」の章で医学についての基本的な見方が得られた。

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