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吉語を書く百福百寿墨場必携

矢島峰月

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784817041043
ISBN 10 : 4817041048
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「福」「寿」の字には、それぞれの時代の長寿や幸福の願いが文字の形に折り込まれている。複雑な形、曲がりくねった線、何重にも折り重なる線、異常に伸ばされる線、色々に変わった部位や理解ができないような形の組み合わせ。「福」「寿」の文字形の数は多い。それらの全てに、「福」「寿」つまり、健康に長生きし幸福であることへの願いが詰まっている。形象化された多くの不思議で面白い文字形と熟語などを網羅した。

目次 : 漢字の書体書風/ 「福」字の章(百福文字)/ 「寿」字の章(百寿文字)/ 五体墨場必携/ 吉語墨場必携

【著者紹介】
矢島峰月 : 昭和23年2月、埼玉県生まれ。昭和39年から本格的に書の道を志す。その頃より公募展出品活動に入る。近代詩文書作家協会会員、日本書道美術院・台東区書道連盟の各審査員を歴任。昭和52年、毎日書道展委託作家となる。しかし公募展のありかたに疑問を抱き、昭和54年、すべての公募展を辞す。その後、書の本質を追究すべく学習に専念。昭和53年より、月刊競書雑誌「蒼溟」を発行。現在、書道研究蒼溟社会長、東京書学アカデミー理事長、書道研究「龍醒会」講師。公開経営指導協会教育センター「らくらく筆ぺん講座」主任教授。寺子屋形式で書を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶっちー

    まさにいろいろな「福」「寿」で、幸せな気持ちになれる。さまざまな書体で表現の豊穣さもすばらしい。 書きぶりの違いは、書き手の美意識、年齢、習熟度、また時代の好尚などにしたがって生じるものらしい。 筆順‥‥極論で言うと学校で習った筆順は、1958年文部省が国語教育のための便宜であると書かれていて、ちょっと笑った。 確かに、便宜上はそうだが、古典の臨書では、その書きぶりを読み取りながらの勉強になると書かれていて納得した。 筆脈の中に筆順も匿されているとは、奥が深い。

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