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ISBN 10 : 4772613374
Content Description
二〇〇七年七月三日、パキスタンの首都イスラマバードのラール・マスジッド(赤いモスク)に、イスラーム神学生数千人が立てこもった。イスラーム法の導入などを求めた神学生に対し、軍はモスクを包囲。八日間に渡る銃撃戦の後、軍が強行突入。死者は学生側が七五名、軍関係者が一〇名とされたが、天安門事件と同じように闇の中だ。モスク内にあったとされる大量の武器。強行突入は不可避だったと公言した大統領。数々の謎を秘めた「赤いモスク事件」をパキスタン在住の筆者が描いた渾身のセミドキュメント!
【著者紹介】
督永忠子 : 滋賀県生まれ。イスラマバード在住。日パ旅行社代表。日パ・ウェルフェアー・アソシエーション(NWA)現地責任者。パキスタン大地震、大洪水被災者への支援活動をはじめ、パキスタンの北方地域で母子の健康をサポートするセンターを運営。初等母子保健指導や栄養指導・料理教室をはじめ、女性への縫製・識字教室、児童・生徒への算数教室を開いている。アフガン難民を支える会(SORA)統括責任者。主な著書に『パーキスターン発 オバハンからの緊急レポート』(創出版、2002年、日本ジャーナリスト会議“JCJ”賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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