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兄貴 梶原一騎の夢の残骸

真樹日佐夫

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480035530
ISBN 10 : 4480035532
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2000
Japan

Content Description

劇画史上の巨星、梶原一騎。「巨人の星」「あしたのジョー」「空手バカ一代」など、名作の裏側に秘められた、梶原の素顔と壮絶な生涯を、実弟である著者が熱き想いを込めて描き出す。戦後の混乱期とともにあった少年時代、少年マンガ誌の黄金期を支えた作家魂、そして、芸能界、スポーツ界とのかかわりなど、知られざる真実の姿が明かされる。

目次 : 序章 十点鐘/ 第1章 雛の季節/ 第2章 熱い日々/ 第3章 ブーム前夜/ 第4章 光と影/ 第5章 流れのさなかで/ 第6章 腐蝕の構図/ 第7章 手錠/ 第8章 死線/ 第9章 月よ、おまえは

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gachi_folk

    昨年の夏ごろ乃木坂駅で著者の真樹日佐夫とすれ違った。凄まじいオーラ。それまではハイアン・グレイシーと出会った時が1番ビビったが、それを軽く越える刺す様なオーラに震えた。そんな事を思い出した。

  • 剣kenn

    実兄・梶原一騎との思い出をつづった一冊。兄の疾走感あふれる文体とは異なり、むしろ乾いた硬さを感じさせる真樹氏の文体に、兄を失った悲しさが深くにじむ。終章で月を梶原に見立てて真樹が酒を酌み交わす場面は、浮き世のやりきれなさと、真樹の美学をよく伝えてやまない。梶原兄弟に思い入れのある人ならば、苦い読後感とともに、その後も自分の生き方を貫き続けて旅だった著者へ、改めて合掌したい思いにさせられるだろう。

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