インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 徳間文庫

真梨幸子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198936242
ISBN 10 : 4198936242
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
追加情報
:
406p;15

内容詳細

一本の電話に、月刊グローブ編集部は騒然となった。男女五人を凄絶なリンチの果てに殺した罪で起訴された下田健太。その母である下田茂子が独占取材に応じるというのだ。茂子は稀代の殺人鬼として死刑になったフジコの育ての親でもあった。茂子のもとに向かう取材者たちを待ち受けていたものは…。

【著者紹介】
真梨幸子 : 1964年宮崎県生まれ。『孤虫症』で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー。ホラー、ミステリの手法を使いながらも人間心理の襞に分けいる著者独自の作風は、多くの読者、評論家から熱い注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のり さん

    殺人鬼フジコの従弟の下田健太が大量殺人の容疑で起訴されたが、一審で無罪判決とされる。そんな中、健太の母親であり、フジコの育ての親の茂子が取材を受けると申し出てくるが…前作から引きずってきた違和感が更に募ってくる。フジコ始め、この血筋のおぞましさ、巧みな会話術には背筋が凍る。全ての元凶はコンプレックスに…とにかく生々しい事件の真相と展開に驚愕。実際はありえないが、警察と検察の無能振りにはガッカリ。まだまだ何か起こりそうだ。

  • こうじ さん

    ⭐️⭐️⭐️⭐️4/5 面白かった(*^_^*)しかも凄かった!^_^藤子の真実も分かったし、すっきりしたが、心の衝動がおさまらない^_^;う〜ん、凄い内容だったしか言えない^_^;

  • にいにい さん

    後味の悪さを堪能させてくれる作品。終わり方が、少し唐突?性急すぎたか?

  • ノンケ女医長 さん

    どうして、こんな人生に辿り着いたのだろうか。そんな視点で読むとたちまち、破綻してしまう。いったい誰が主役なのか、インタビューの目的は果たすことができたのかも含めて、もうぐっちゃぐちゃ。狂おしい生き方を、これでもかと創り上げる想像力には舌を巻くし、その原型はどこだったんだろうとも思う。希薄な家族の繋がりと、美醜が作品の主軸のように感じて、とことん辛い気持ちにもなれる。

  • た〜 さん

    正直前作のような衝撃は感じられず。若干期待はずれ

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真梨幸子

1964年宮崎県生まれ。2005年『孤虫症』で第32回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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