うつくしい道をしずかに歩く 真木悠介小品集

真木悠介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309231259
ISBN 10 : 430923125X
フォーマット
出版社
発行年月
2023年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
164p;20

内容詳細

本書は、真木悠介(一九三七〜二〇二二)の単行本未収録作品を中心に、エッセイや論考、訳詩、講演を集成した、河出書房新社編集部によるコレクションです。“近代のあとの時代を構想し、切り開くための比較社会学”の端緒に位置づけられる『気流の鳴る音―交響するコミューン』(筑摩書房、一九七七)などの著作で語られた、真木の思想のエッセンスにふれることのできる一冊として編まれました。

目次 : 1 旅と心のある道(比較社会学ノート1 野草/ 比較社会学ノート2 翼のある牛/ 比較社会学ノート3 都会―幻影の荒野 ほか)/ 2 詩とコミューン(現代日本思想史の基底―山尾三省の生き方の意味(見田宗介)/ 欲望の質を転回させる不思議の箱を求めて―『聖老人』山尾三省/ 呼応 ほか)/ 3 解放から交歓へ(解放の主体的根拠について―根底的解放の理論のために/ わが著書を語る―人間解放の理論のために/ 再読味読―『存在の詩』(一九七七年) ほか)

【著者紹介】
真木悠介 : 1937年、東京生まれ。2022年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぐっちー さん

    表題は、ネイティブ・アメリカン ナバホ族の詩からの引用。比較社会学ノート、野帳からのパートの文章がするする水のように自分に注がれる。他国や、それぞれの文化を見つめるが眼差しが心地よい。時間や自然へ向ける思索から受けた刺激も良かった。まだまだ理解が浅いので、また読み直したい。

  • tharaud さん

    再刊された見田宗介名義の時評と対をなす本。20歳ごろに心を奪われた限りなくピュアな思想を懐かしい思いで読む。あまりに純化されすぎていて、今読むとちょっとついていけないなとも感じるが、このピュアな問いを「歩みつくした」著者が、自分にとって憧れの思想家の一人であることは変わらない。

  • マウンテンゴリラ さん

    もっと早くにこの人の存在や思想に触れることが出来ていれば、私の人生の見方や社会への関心の持ち方も変わっていたかもしれない。エリート学者として、社会を分析、解釈するだけでなく、世界を駆けるフィールド・ワーカーとして、また、表現者として行跡を残された著者の素晴らしさが凝縮された小品集であった。著者の著作の中で感銘を受けたコンサマトリー(自己充足的)な生き方。国家的、世界的危機を乗り越える可能性に溢れた、インストゥルメンタル(目的追求型)なあくせくした生き方からの転換。その思いが、表題の→(2)

  • urigaya さん

    最近、こころがざわざわしている。にわかに落ち着きがなく、どこか疲れてもいる。そんなときに出会った一冊。 タイトルがじつにうつくしい。しずかで、素直で、ほのかに明るくあたたかい。このような本に巡り合ったことがまるで必然であったかのように、著者の言葉が心身にすうっと入り込む。ナヴァホ。インディアンの讃歌の一節がとくに好き。 Walk Quietly the Beautiful Trail. Ever Greenの丘陵を超え、しずかに旅に出たくなった。 どこまでも続くFoot Pathのゆくまま。

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