友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。 3 電撃文庫

真代屋秀晃

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784049148220
ISBN 10 : 4049148226
フォーマット
出版社
発行年月
2023年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
みすみ ,  
追加情報
:
388p;15

内容詳細

バカばっかりやってきた、最高の親友。買い物、映画、カラオケ、ファミレス、ゲーセン…エトセトラ、エトセトラ。夏には山を越えてホタルを見に行き、秋には駅前でストリートライブもやった。―叶うことなら今と変わらない五人組のままでいたいと願っていた。それぞれが濁った感情を内に秘めたまま。輝かしい青春に浸るふりをしながら。純也と秘密の恋愛関係を結んでしまった夜瑠。何も知らずに夜瑠に恋を伝えようとする新太郎。新太郎に協力するふりをしながら己の恋の成就をたくらむ火乃子。不穏な空気に孤独感を深める青嵐。そしてすべてが破局に向かおうとする中、ただ一人純也だけは元の関係に戻るために抗おうとしていた。秘密の恋の物語、完結編。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    今と変わらない五人組のままでいたいと願っていた。それぞれが濁った感情を内に秘めたまま。しかしそれぞれの想いが恋愛も友情も、全てを壊してゆく秘密の恋の物語の第三弾。関係を秘めたままでいようとする純也と夜瑠。何も知らず夜瑠に恋を伝えようとする新太郎。彼に協力するふりをしながら恋の成就を企む火乃子。不穏な空気に孤独感を深める青嵐。そこからの行き着くところまで止まらない激動の展開、何とか取り戻そうとする彼女の奔走もありましたけど、もう一度ぶつかりあえた彼らだからこそ、いつかまたみんなで笑い合える日を迎えて欲しい。

  • オセロ さん

    【祝・完結】 親友達との友情を大切にしながらも、その心地良い関係を壊さない為に皆には隠れて付き合う純也と夜瑠。その裏で火乃子、新太郎、青嵐達の思惑と恋心が渦巻く中で友情を取るか恋心を取るか選択を迫られる…。 それぞれがそれぞれのことを大切に思っているからこそ秘密が増えていくことでグループが崩壊していく様子は何とも言えませんでしたが、それでも捨てきれない友情への思いがあって。願いを叶える為にそれぞれが足掻いたからこその結末と、その裏で実る歪んだ純愛が印象的でした。

  • わたー さん

    ★★★★★完結。決して長くはないシリーズだったが、大きな爪痕を残した作品だったなあと。実際、序盤から崩壊に向かってのカウントダウンが着々と進んでいるのをひしひしと感じて、ページをめくる手がなかなか進まなかったし、ちょっと咀嚼する時間がほしい。グループ内の恋愛事情を知りながらも、黙って付き合うことを選択した二人。自身の恋を成就させるために協力することになった新太郎と火乃子。そして…それを薄々感づきながらも、あくまでグループの維持に努める青嵐。それぞれの思惑が交錯し、どうしようもない歪みとして現れてしまう。

  • なみ さん

    5人の男女が、友情と恋愛に悩みもがくシリーズ最終巻。 友達でありたいはずなのに、恋によって狂ってしまう高校生たちの生々しい心情描写がすごすぎました。 純粋な恋をするほど、真っ直ぐに想うほど、ドロドロになってしまう関係性に胸が痛みます。 一度はバラバラになってしまった彼らですが、純也の諦めない姿に心を打たれました。 終わり方もすごく好きです。 面白かった!

  • 真白優樹 さん

    多くを望み覆い隠し。築き上げた歪みと闇が答えを迎える最終巻。―――身勝手、傲慢、強欲。けれどこの愛だけは。 いつか払うと思っていた負債を遂に払う時が来る、全ての露呈が友情をぶち壊し更地に変えていく今巻。それでも軟着陸に導き、穏やかな別れの果てにそれでも愛を選んでいく巻であり、その愛のあり方が心に突き刺さる巻である。咲く花は黒く、磨かれた石はより昏く。けれど確かにそこに在るのは愛、純愛。この先彼等が進むのは茨の路か、それとも幸せの路か。少しでも幸いがある事を願いたい。 うん、最高に面白かった。

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真代屋秀晃

『韻が織り成す召喚魔法』で第20回電撃小説大賞金賞受賞。著書多数。フリーライター・シナリオライターとしても多くの書籍に関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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