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中国妖怪・鬼神図譜 清末の絵入雑誌「点石斎画報」で読む庶民の信仰と俗習

相田洋

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784904213360
ISBN 10 : 490421336X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2016
Japan

Content Description

四千年の歴史が生んだ百鬼諸神の大絵巻!信仰から呪術、事件まで世紀末中国の世情を細密に活写したオカルティックな民俗図鑑!

目次 : 1 神明/ 2 鬼/ 3 精怪/ 4 方術/ 5 民間宗教者/ 6 迷信・俗習

【著者紹介】
相田洋 : 1941年、中華民国張家口市に生まれる。福岡教育大学教授、青山学院大学教授を経て、現在、福岡教育大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • HANA

    清朝末期の雑誌『点石斎画報』から、主に怪異を扱った記事を収録している。収められている内容も神々や妖怪、迷信や習俗まで幅広く、いずれの記事も当時の人々がそれらをどういう風に考えていたのかがわかり興味深い。記事によっては近世の記事とは思えず、唐辺りの志怪小説を読んでいる様な駘蕩たる気分になる事もしばしば。関羽が天帝からその座を譲られていたり、五斗米道がまだ存在してたりと意外な発見も数多ある。注釈も丁寧で、それを読むで記事の内容がぐっと深まるよう。日本も明治に妖怪記事とかあったし、こういうのは国を問わないなあ。

  • あたびー

    清朝末の瓦版「点石斎画報」から、中国の神様、妖怪(と言っても日本のより種類は少ない)、幽霊、魔術、迷信、奇習など多岐に渡る記事を集めて編纂してある。すべての記事に詳細な絵が付いていて、それをつぶさに眺めると、記事の解説に書かれていないような衣装や住宅等の事情も伺い知れて、本当に興味が尽きない。特に衝撃を受けたのが「冥婚」の欄に挙げられた写真。亡くなった婚約者(死体)と結婚写真を取られた婿さん可哀想🥺。また、食人があったのは知っていたけど、子供を殺して食べても非難されこそすれ無罪という所。

  • masoho

    点石斎画報、という清末の絵入りの旬刊紙の解説書で、特に庶民の信仰と俗習が取り上げられている。神様から迷信まで、生活上の習わしなんてものはそれこそ鰯の頭も信心から。絵入りなので人々の服装や髪型や家の様子がわかって、生活に根ざした習慣がわかって興味深い。

  • Panico

    タイトル通りの妖怪図鑑ではなく、副題にある『点石斎画報』の記事に力点を置いた清朝末期の奇怪カタログ。言うなれば怪現象を取り上げた新聞記事集みたいなもの。いわゆる妖怪図鑑を欲していた人にとってはそのニーズを満たしきるものではないかも。100年くらい前の中国の風俗を知りたい人向け。超常的な物事って生活と密接に結びついていたんだな、と実感させられる記事ばかりだ

  • ゴジラ 芹沢

    点石斎画報、という19世紀末期の雑に言えば何でもありの旬刊紙の絵を参考に中国の妖怪や信仰を読み解く本。 妖怪の知識は水木しげるで止まっているけど全然通用しない 十二国記の元ネタっぽいやつがちょいちょい乗っていて面白かった 参考文献や出典が丁寧な良書

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