マツリカ・マジョルカ 角川文庫

相沢沙呼

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041023044
ISBN 10 : 4041023041
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

柴山祐希、高校1年。クラスに居場所を見付けられず、冴えない学校生活を送っていた。そんな彼の毎日が、学校近くの廃墟に住む女子高生マツリカとの出会いで一変する。「柴犬」と呼ばれパシリ扱いされつつも、学校の謎を解明するため、他人と関わることになる祐希。逃げないでいるのは難しいが、本当は逃げる必要なんてないのかもしれない…何かが変わり始めたとき、新たな事件が起こり!?やみつき必至の青春ミステリ。

【著者紹介】
相沢沙呼 : 1983年、埼玉県生まれ。2009年、『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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作者の別の作品「medium」を読み終えた次に...

投稿日:2021/04/09 (金)

作者の別の作品「medium」を読み終えた次に読んだ作品です。 medium同様に主人公のマツリカさんが非常に魅力的に描かれており、流石相沢沙呼だと思わせる作品でした。 ただ残念ながらミステリーとしては物足りなさを感じてしまう作品ですので、人によって好みが分かれると思います。

たーくん さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 徒花 さん

    殺人事件の起きない学園コージー?ミステリ。とりあえずマツリカさんの太もも!と主人公であるダメダメな男子高校生・柴山を罵倒する言葉がステキすぎる作品。ただ、肝心のミステリーはちょっと拍子抜けするような結論だし、基本的にはあくまでもマツリカさんの推測のままに終わっていて、本当にその推理が正しいのかがわからない。また、2話目以降は手すり女とかゴキブリ男とったものがないがしろにされ過ぎているのも気になった。これがなにかの伏線なのかと勘繰ったりもしたが、それもなかった。続編は、まあ読まんでもいいかな。

  • 芳樹 さん

    【再読】相沢作品に登場するウジウジ系主人公の中でもとびきり自己評価の低い柴山君。そんな彼と廃ビルに住む魔女的美少女マツリカさんとのボーイミーツガール。女王様気質で「おまえ」「柴犬」呼ばわりするマツリカさんの無茶ぶりに答えようと、柴山が遭遇した謎を解く学園ミステリ。キャラミスとしては秀逸すぎる作品。柴山君のキモい妄想とか、マツリカさんを見るエロい視線とか、思春期少年という感じで良い。実は柴山君がマツリカさんや同級生と交流し、少しずつ成長していく物語でもあります。一番のミステリはマツリカさんの正体ですが…。

  • ナルピーチ さん

    マツリカシリーズ第1弾。日常の謎を描いた学園ミステリーは短編4作品が収録。冴えない高校1年生の“柴山”は、廃墟と化したビルで同じ高校生の“マツリカ”と出会う。その蠱惑的な様相の虜となった柴山はまるで下僕の様にマツリカから出される謎の解明に奔走する事になっていく…。各話でお題となる謎も多いに面白く、ミステリー小説として充分に楽しめる。加えて、柴山のマツリカに相対した時の妄想モードがまた面白かった!マツリカさんのベールに包まれた謎がまだまだたくさんある。続編以降で明らかになっていくのかな。次巻も楽しみ!!

  • 三代目けんこと さん

    いずれ文庫化される『medium』に備えて、本書で相沢沙呼を初体験。今後、相沢本とは永い付き合いになりそうです。

  • インド さん

    表紙の妖艶な女性に惹かれて購入しました(´・ω・`)。コミュ症少年と妖艶すぎる女性の青春ミステリ。表紙のマツリカさん妖艶すぎる。なかみも妖艶すぎる。やばい(語彙力 )。少年はSなマツリカさんの命令で怪奇現象を調べる。怪奇現象を調査をするうちに、マツリカさんから語られる真相は、とても哀しくて、とても淋しい。最悪な結果を生んだとき、自分は声を届けられなかったことを責めるだろうか。でもそれは、誰のせいでもなくて。いろいろと考えさせられる内容。

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相沢沙呼

1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け

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