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日本社会保険の成立

相沢与一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784634546202
ISBN 10 : 4634546205
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2003
Japan

Content Description

明治から太平洋戦争時までの日本社会保険の特異な成立過程と特徴を、日本資本主義とその労働・社会問題の形成・展開に係わらせて明らかにする。歴史的由来を明らかにし、日本社会保障の構造的改良の指針を汲みとる。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ハンギ

    戦前の社会保障についていろいろ書いたもの。たぶんかなりマルクス主義の人みたいでちょっと読みづらい。一部には年表があるけど全部まとめて欲しかった。1911年、工場法が成立したが、12歳以上15歳未満の子供と女性に関しては12時間労働を認めるという法律で、しかもこの規定の実施は15年先送りのようだ。ということは、日本の労働規制が導入されたのは1920年代中頃の話になる。しかも日雇いや零細企業は入っていない。国民健康保険も徴兵検査の悪化に歯止めをかけるために軍部主導で厚生省ができたっぽい。なんかすごいなあ。

  • 紙魚

    用語の使用法や表現にはかなり違和感を覚えた。著者はなにかと「天皇制国家」という用語を使いたがるが、この必然性がわからない。まあ、このあたりは教育をうけた時代に依るところが大きいのだろう。内容そのものは大変興味深い。そういえばナチスドイツも健康をかなり意識してましたね。精神論ではどうにもなりませんから、こうした制度保障が必要となる。それにしても、ボランティア精神に頼ったり、相互扶助ばかりアピールするあたり、なんてけち臭い政府かと悲憤慷慨したくもなる。

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