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日本古代史の「病理」 戦争体験を風化させる学界の風潮

相原精次

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779126185
ISBN 10 : 4779126185
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

皇国史観からの脱却が言われた戦後、新しい史観によって見直された古代史が、いつの間にか“大和史観”の見えない幕で覆われた。明らかな疑問に真摯に向き合わない学界の実態を鋭く衝き、古代史の真相を直視しない現状に警鐘を鳴らす!

目次 : 序章 「古代史」の現状―戦後七十年の忘れ物とその中身/ 第1章 「古代史の病理」のこと/ 第2章 古文献を正しく読むために/ 第3章 戦前と「古代史」/ 第4章 監視され、「遅延」した歴史学/ 第5章 「日本古代史」と「戦後七十年」―混乱と再生の中での展開とその問題点/ 終章 歴史学の実際と世相への憂い

【著者紹介】
相原精次 : 歴史作家。1942(昭和17)年横浜生まれ。1965(昭和40)年國學院大学文学部卒業。同年4月より奈良市にある私立中・高等学校に国語教師として赴任。5年間勤務後、横浜に戻る。2003(平成15)年4月、神奈川県立高等学校を定年退職。執筆活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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