基本情報

内容詳細
登場人物や舞台のほぼすべてを創作する特異な軍記、“薩琉軍記”を研究する初の書。異国と戦った者たちの物語がなぜ必要とされたのか。異国合戦軍記が担った役割は何だったのか。国家の異国観が、大衆へ浸透していく様相を解明するために、日本文学史に異国合戦軍記を位置づける。
目次 : “薩琉軍記”研究の過去、現在/ 第1部 “薩琉軍記”の基礎的研究(“薩琉軍記”諸本考/ “薩琉軍記”世界の考察―成立から伝来、物語内容まで)/ 第2部 “薩琉軍記”の創成と展開の諸相(物語生成を考える―近世の文芸、知識人との関わりから/ 甦る武人伝承―再生する言説)/ 琉球から朝鮮・天草へ―異国合戦軍記への視座/ 資料篇
【著者紹介】
目黒将史 : 1979年12月21日生。立教大学兼任講師、青山学院大学非常勤講師、和洋女子大学非常勤講師。専門は日本中世、近世文学、軍記文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
ユーザーレビュー
文芸 に関連する商品情報
-
村上春樹と若手画家による瀟洒なアート・ブック『四月のある晴れた朝に10... 若手画家と短編の村上ワールドが心地よく響き合う美しい一冊。世界中で愛読される短編2編がこの一冊に。2月27日発売 |1日前
-
【最新】2025年本屋大賞ノミネート10作品決定 本年で第22回目となる本屋大賞、全国の書店員の投票の結果、上位10作品が「2025年本屋大賞」ノミネート作品として決... |2025年02月03日 (月) 12:00
-
物語で被災地と寄り添う チャリティ小説企画『あえのがたり』 今村翔吾、小川哲、加藤シゲアキ、朝井リョウ、麻布競馬場、荒木あかね、今村昌弘、佐藤究、蝉谷めぐ実、柚木麻子ら10人の... |2025年01月22日 (水) 00:00
-
宮本輝『潮音』第1巻 1月20日発売 維新への礎となった、薩摩藩と越中富山の薬売りの知られざる絆。黒船来航、幕府の危機を背景に、一商人の目から描かれる激動... |2025年01月17日 (金) 00:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・
