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増補版 寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち Ks科学一般書

目黒寄生虫館

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061531611
ISBN 10 : 4061531611
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ベストセラー『寄生蟲図鑑』に大幅加筆!ようこそ、世界で一番美しい寄生虫のビジュアルブックへ。全50種を掲載。

目次 : 環形動物/ 扁形動物・鉤頭動物/ 線形動物・類線形動物/ 節足動物/ 刺胞動物―またはそれに近縁なグループ/ 原生生物/ 植物・菌類

【著者紹介】
大谷智通 : 書籍ライター・編集者。1982年兵庫県生まれ。東京大学農学部卒業後、東京大学大学院農学生命科学研究科水圏生物科学専攻修士課程修了。大学では魚病学研究室に所属し、当時研究室の教授であった小川和夫氏(現・目黒寄生虫館館長)のもとで魚介類の寄生虫病の研究を行っていた。出版社勤務を経て2014年よりフリーランス。活動の拠点として「スタジオ大四畳半」を設立し、書籍のライティング・編集・エージェンシーなどを手がける

佐藤大介 : 漫画家・イラストレーター。1976年宮崎県生まれ。東京大学文学部国史科卒業後、2002年よりフリーランスとして活動。スタジオ大四畳半に所属し、漫画のほか書籍や雑誌のカバーイラスト・挿絵なども多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のっち♬

    「世界で一番美しい寄生虫のビジュアルブック」と銘打つだけあって、点描のような細密なイラストと駄洒落から和歌まで駆使した端的な説明のバランスの良さが本書の魅力で、奇怪な風貌や性質を持つ生物たちをマイルドにまとめ上げている。中でも扁形動物・鉤頭動物の洗練された生存・繁殖戦略や粘液胞子虫の複雑な生活環は想像を超えるもので、進化の奥深さを感じさせる。致死率の高い感染症や水産業者の悩み、生肉食や動植物の移動が孕む危険性など身近な脅威にも言及。種の存続のために手段を選ばない生物たちの熾烈な攻防はこれからも続きそうだ。

  • ミツツ

    例えばカニに寄生するフクロムシ。栄養を吸収され続けたカニは成熟できず、雄とも雌ともつかない体になってしまう。寄生去勢というそうです。そんなフクロムシに寄生する寄生虫もいて、彼らは超寄生虫っていうんだって!驚きの寄生蟲ライフ!

  • クロ

    ギョエー!!怖い〜!!ホラーだ!!夏の寝苦しい夜にはぴったりの本。背筋がぞくぞくするすること請け合い!他の生物の体内に入り込み、養分を吸い取り、脳まで支配して行動を操る寄生虫。「ヒエー!」「気持ちわる〜!」「うっわ〜!」とページをめくるたびにそのおぞましい姿と行動に恐怖しながらも読了。それはこの本が、寄生虫はどのようにその一生を完成させていくかなどの知られざる生態をきちんと書いてくれていたので、知的好奇心を刺激されたからでもあ る。まずは何か口に入れる前にはよーく、よーく、よーく手を洗おう!!

  • つちっち

    写真は流石になぁとなったのでしょうか?イラストでの寄生蟲(広く動植物)の図鑑。藤田紘一郎氏のエッセイにもあったが、この分野の学者は自分を宿主に研究するのが当たり前なのかな。もう知的探究心より武勇伝づくり?と思わなくもない。興味深いのは宿主を操るタイプ。カマキリやカタツムリならいざ知らず、人間までも操られていたとは恐るべし『天使の囀り』もあながちです。マラリア原虫の終宿主はハマダラ蚊であって、ヒトはハマダラ蚊に行き着くための中間宿主にすぎないらしい。ヒトの体内で増殖、弱らせて吸血しやすくしていると。

  • Susumu Kobayashi

    派手な装丁と題名に引いたけど、いやあ面白かった。世界にはいろいろな寄生虫がいるのだ。ヒトヒフバエの研究のために「自らの体を差し出した学者の多くが、皮ふの下で幼虫が成長していくにつれて「『この子を守ってあげたい!』という思いがこみ上げてきたんだ」と語って」(p. 77)いるそうだ。フォーラーネグレリアという殺人アメーバは温かい淡水中や土の中にいて、「鼻の奥の粘膜から神経を伝って脳へと侵入(中略)脳に到達したアメーバは宿主のことなどお構いなしにその脳を喰らいながら猛烈に増殖」(p.120)。くわばらくわばら。

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