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復権するマルクス戦争と恐慌の時代に(仮)角川新書

的場昭弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040820613
ISBN 10 : 4040820614
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

社会の歪みをマルクスから建て直す。碩学二人のマルクス対談!!

「社会主義は死んだ」――そう言われて二十年以上が経過した。しかし、世界は資本主義の内在論理を知るためにマルクスを読むこと以上に有益な方法はないと言わんばかりの状況が続く。今こそマルクスに挑戦しよう!!

【著者紹介】
的場昭弘 : 1952年、宮崎県生まれ。神奈川大学経済学部定員外教授。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士

佐藤優 : 作家・元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。85年同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア日本国大使館勤務等を経て、本省国際情報局分析第一課主任分析官として活躍。2002年、背任と偽計業務妨害罪容疑で東京地検特捜部に逮捕され、以後東京拘置所に512日間勾留される。09年、最高裁で上告棄却、有罪が確定し、外務省を失職。作家に転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ホシ

    頭が残念に出来ている私にはチンプンカンプン。素人が手を出す本じゃなかったね。三章までとあとがきを読んで降参。「今、マルクスを見直すべきだよ。なぜならね、〜」という内容で的場氏と佐藤氏が意見を交わすのだが、内容が高尚すぎて、全く理解できず。対談の雰囲気も衒学的で、今はちょっと食傷気味だ。二章で述べられる共産主義とキリスト教の関係についても、理解したかったのだが、全然分からなかった。ただただ経済学に関する知識の無さを痛感するのみ。

  • 放蕩長男

    偉大な経済学者マルクスには、個人的に興味があります。なにか、それに関連する本はないかと思い、この新書を見つけました。読み終えて一言。初心者が読む本ではなかったです。ちゃんと知識を身につけて、出直します。

  • またの名

    互いにチェコ、ユーゴ、ルーマニア等ソ連以外の社会主義国の実情や政治的状況をここまで語り合える人材は珍しいのでは。現代世界、宗教性、現実の歴史、資本論、未来について5部構成でマルクスを考える対談は学者として細かい議論を把握してる的場氏に対して佐藤氏が聴き役に回りつつ宗教関連では専門家的態度に豹変し、役割分担が機能。廣松渉と黒田寛一を巡る当時を生きてない者は知らない文脈にも触れ、宇野理論の評価に対しては両対談者の立場の違いを明確にする。マルクスの非人称的システム性とプルードンの人間主義の融合という視座も提示。

  • ごんちゃん

    ダメダー難しすぎ〜!佐藤優とマルクス研究者のアカデミック&マニアックな対談。コレ、ヨーロッパの歴史、宗教、思想、経済の素養がないとついてイケないヤツでした。最後まで辿り着くのに何度寝落ちしたか・・。が、理解できる範囲で興味深かったな。フランス革命、ソ連の崩壊、教科書的事実しか知らないことに深い背景がある・・。何より、日本人なのにソ連や東欧で、そんなこと研究してる人がいるのが不思議やね。

  • kenitirokikuti

    ロシア革命100周年であるけれども、世界史的にはソ連を崩壊させた1989年のロシア革命の方がインパクトが強いのかもしれない▲トリーア大聖堂には〈イエスが纏った布(Seamless robe of Jesus)とされる聖遺物〉(ウィキペから)がある。マルクスが『資本論』で書いてる、20エレのリンネルと上着(Rock)というのはその含みがある、と的場。ウォトカも出てる、と佐藤。なるほど…▲トリエステはいまはイタリア領だけど、元はオーストリア=ハンガリー二重帝国の唯一の港、という指摘。バルカン半島はむつかしい…

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