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希望と絶望の世界史 転換期の思想を問う

的場昭弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784380240034
ISBN 10 : 4380240037
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
前田朗 ,  

Content Description

マルクス研究の第一人者、的場昭弘さんに前田朗さんが訊く全4章。
2020年のパンデミック以降、世界は大激動の只中に。
絶望的現代世界を「西欧vs.非西欧」の視点で俯瞰し、そこから希望の世界を展望する。

「西欧化」を近代化と考えてきた日本人のわれわれが、「西欧vs.非西欧」という枠組みで世界の変化を捉えるのは勇気がいる。
しかし数百年にわたって西欧から搾取の限りを受けた非西欧諸国の場合、その怒りは爆発寸前かもしれない。
もちろん西欧も、これまでの優位を失った手負いの虎で、何をするかわからない。
これが2024年、一触即発の世界の姿だ。
資本主義のグローバル化は限界を迎え、グローバルサウスの台頭が国際秩序に変更を迫っている。
私たちの眼前で展開されている「世界史」の現在をどのように測量するのか。
本書を通じて、読者の思考スタイルの問い直しが始まることを期待したい。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ファルコファン

    西欧対非西欧という大きな枠組みから世界史を俯瞰した本。マルクス研究でも、当日の時代の文脈の中で理解する、マルクスの批判したプルードンも本人の著書を読んで確認するという姿勢の的場昭弘氏。 「アジアで唯一の植民地になったのは実は日本」「二重の植民地状況」という指摘に納得。うすうす気づいていたが、「日本はアジア唯一の植民地」と言語化している本にははじめて出会った。

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