クラシックを読む 3 天才が最後に見た世界 祥伝社新書

百田尚樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396116439
ISBN 10 : 4396116438
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
追加情報
:
279p;18

内容詳細

天才作曲家たちは時に苛酷な運命に抗い、光り輝く才能を発揮した。彼らの多くは、晩年に傑作を遺している。ヴァーグナーの麻薬的オペラ「ヴァルキューレ」、シューベルトの悲しくも激しい「弦楽四重奏曲第一四番“死と乙女”」、モーツァルトの謎に満ちた「レクイエム」、ベートーヴェン最晩年の「後期弦楽四重奏曲」、クラシック音楽の黄昏を象徴するリヒャルト・シュトラウスの「四つの最後の歌」など。彼らが人生最後に到達した境地はいかなるものか―。名曲と共に追体験する。

目次 : 第1章 光り輝く才能(モーツァルト「交響曲第二五番」―普段は見せない、天才の裏面が見える曲/ ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第五番“皇帝”」―天才作曲家と天才ピアニストの融合/ ヘンデル「水上の音楽」―なぜバッハに会わなかったのか? ほか)/ 第2章 運命に抗う(ベートーヴェン「交響曲第五番“運命”」―文学は音楽に敵わない!偉大なる文化遺産/ シューベルト「弦楽四重奏曲第一四番“死と乙女”」―死に魅入られた音楽家の、悲しくも激しい曲/ ヴァーグナー「ヴァルキューレ」―音楽も物語も素晴らしい、麻薬的オペラ ほか)/ 第3章 天才が最後に見た世界(モーツァルト「ピアノ協奏曲第二七番」―すべての色彩を取り除いた、透明な曲/ ブラームス「クラリネット五重奏曲」―過去を慈しみ、儚さを感じる曲/ チャイコフスキー「交響曲第六番“悲愴”」―甘くて悲しい、独創的な世界 ほか)

【著者紹介】
百田尚樹 : 1956年、大阪市生まれ。同志社大学中退。放送作家として、「探偵!ナイトスクープ」等の番組構成を手掛ける。2006年に『永遠の0』で作家デビュー。2013年に『海賊とよばれた男』で第10回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro さん

    百田 尚樹は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。図書館の蔵書が少ないため、三部作、800頁強、漸く完読出来ました。著者のクラシック音楽の造詣の深さは良く解りますが、どうしても著者のイメージとのギャップを感じます(笑) このレビューはモーツァルト 交響曲 第25番を聴きながら書きました♪ https://www.sun.s-book.net/slib/slib_detail?isbn=9784396116439

  • templecity さん

    名作曲家の最期の作品を中心に記載。当時の作曲家は決して豊かでないため、パトロンに受ける曲を作ることもあったが、晩年は自由な発想で作ることが多い。モーツアルトは天才だと褒めている。今の12歳があんな曲を作れるわけがないという。運命という名前も日本人だけが使う名前。現代は生活周りが音楽で満たされているが、当時の環境では音楽を聞くこと自体が大変な喜びであり、感動をする体験であった。

  • bluelotus さん

    ★★★☆☆ こちらはベートーヴェンとモーツァルトに偏っていた。嫌いな作曲家には触れず、触れたとしてもなかなか辛辣な意見なのでクラシックファンといえども好みが分かれそうな本だった。

  • コチ吉 さん

    ベートーヴェンやシューベルトの傑作群に専門家に劣らぬ洞察や独自の解釈を施す一方で、「俗物」リヒャルト・シュトラウスが最も好きだと告白する。そんな百田さんが好きです。

  • 都人 さん

    この三巻、彼が過去に書いた本を、ジャンルを輪切りにして再発行している。流石に商売がうまい。彼の音楽に対する情熱には恐れ入るしか無いが、彼はウィーンに行ったことが無いという(二巻p127参照)。不思議に思うしか無い。三冊楽しく拝読出来た。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

百田尚樹

日本保守党代表/創設者。昭和31(1956)年、大阪市生まれ。同志社大学法学部中退。テレビの放送作家として『探偵!ナイトスクープ』等の番組構成を数多く手掛ける。平成18(2006)年、50歳のときに『永遠の0』で作家デビュー。『海賊とよばれた男』で第10回「本屋大賞」を受賞。平成23年頃から、政治論

プロフィール詳細へ

百田尚樹に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品