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この名曲が凄すぎる

Naoki Hyakuta

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569827230
ISBN 10 : 4569827233
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
February/2016
Japan

Content Description

人間の弱さを描く「マタイ受難曲」、黄金の均衡をもつ「弦楽四重奏曲ラズモフスキー第3番」etc。作家だから語れる、傑作24曲の聴きどころ。

目次 : グリーグ「ペール・ギュント」―第一組曲「朝」は美の極致/ ショパン「ピアノソナタ第二番」―葬送行進曲以上に悲しい、美しきトリオ/ ビゼー「カルメン」―言葉ではなく音楽で語るから、心に突き刺さる/ ショスタコーヴィチ「交響曲第五番」―今も謎が残る終楽章/ ヴィヴァルディ「四季」―一枚のレコードで突然人気が出た曲/ ベートーヴェン「弦楽四重奏曲第七番、八番、九番」―笑い出した聴衆もいた前衛的なメロディー/ モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」―物語は「地獄落ち」で終わるべき/ ジョプリンのラグタイム―ある名作映画で復活した曲/ シューベルト「未完成」―なぜ未完に終わったのか/ バッハ「マタイ受難曲」―ペテロの弱さは、私たち自身の弱さである〔ほか〕

【著者紹介】
百田尚樹 : 1956年大阪生まれ。同志社大学中退。人気番組「探偵!ナイトスクープ」のメイン構成作家となる。2006年『永遠の0』(太田出版)で小説家デビュー。2009年『海賊とよばれた男』(講談社、単行本2012年、文庫2014年)で本屋大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    百田さんがこんなにクラシックオタクとは知りませんでした。この本では一般的な読者を対象にしておられると思われますので、よく知られている作品あるいは演奏者などを取り上げておられますが2万枚というCDを持っておられるのであればかなりマニアックな曲もあるのではないかと思われます。宮城谷さんもそのような作品集を書かれておられますので今後に期待します。フルトヴェングラーとリヒテルについて書かれているコラムが印象に残りました。

  • それいゆ

    クラシック音楽に疎い私にとって、ここに紹介されているのは、よく耳にしますが曲名は知らない曲がほとんどでした。説明を読みながら聴くとなるほど!と感嘆する曲ばかりでした。ジョブリンの「ジ・エンターテイナー」は、映画「スティング」のあの軽快なテンポの曲だったのですね。ホルスト「惑星」の中の「木星」の中間部分は「ジュピター」でしたか。

  • starbro

    前作の「至高の音楽」に続いて第二弾の本書を読み聴きしました。クラシック音楽初心者にはちょうど良い入門書。付録CDのスピードとほぼ同時に読めました。視覚と聴覚が上手くリンクしてより理解が高まります。ただ一つ残念なのは、本書のタイトルがポータルサイトの見出しのような安直な感じのことです。PHPの編集部はもっと頭をひねるように!百田尚樹はクラシック音楽に対する造詣が凄いんだと思いますが、イメージギャップが激しいのは何故でしょうか?

  • のぶ

    クラシック音楽の名曲を紹介した第2弾。自分はクラシック音楽は聴くのが好きなだけの素人で、音楽の魅力を文章で表現できる力は持っていないが、百田さんさすがに文筆のプロだし、レコードとCDを二万枚持っているという事で、とても深くそれぞれの曲を魅力的に紹介している。どんな曲が載っているかを書くとネタバレになるのだが、1曲だけモーツァルト、ピアノ協奏曲第24番。これが入っていて自分の好みとシンクロしたのが嬉しかった。中にリヒテルやカルロス・クライバーについてのエッセイも挿入されていて良かった。第3弾も期待する。

  • マー兄

    素敵な主観的な文章で、偉大な作曲家達の音楽を、表現されていて、とても素晴らしいと思いました。『至高の音楽』に続いて、クラシックのレコードを、聴きながら読みました。すごく幸福を、感じながら読了しました。『天才の到達点』も、機会があれば、購入して読んでみたいと思います。田園というベートーヴェンの、作品の推薦盤に、僕の大好きなブルーノ・ワルター先生の名前が、あって嬉しかったです。ありがとうございました。

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