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おくりびと 小学館文庫

百瀬しのぶ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094082845
ISBN 10 : 4094082840
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

人びとの別れを描いた感涙映画のノベライズ

 チェロ奏者の大悟はオーケストラの解散で失業し、故郷の山形に帰る。そこで見つけたのは「旅のお手伝い」をするという求人広告。面接に訪れてみると、それは「安らかな旅立ちのお手伝い」をするの間違いで、ご遺体を棺に納める納棺師の仕事だった。予想外の厚遇に働くことを決意する大悟だったが、初めて目にするご遺体の前で、最初は戸惑うばかり。新しい仕事のことを詳しく話していなかった妻にも大反対され、彼女は家を出てしまう。新人の納棺師としてさまざまな人びとの別れに立ち会ううちに、自らの生き方にも目覚めていく大悟だったが、やがて彼の身近でも……。

Content Description

「こりゃ誤植だ。旅のお手伝いじゃなくて“安らかな旅立ちのお手伝い”だから、うちは」小林大悟が求人広告を手にNKエージェントを訪れると、社長の佐々木から思いもよらない業務内容を告げられた。NKは「納棺」―遺体を棺に納める仕事を、大悟は妻の美香に打ち明けられなかった。戸惑いながらも働きはじめた大悟は、佐々木の納棺師としての真摯な姿勢を目の当たりにする。さまざまな境遇の死や別れと向き合ううちに、この職業への矜持が大悟の心に芽生えていくのだが…。人の生と死をユーモアと感動で描き、笑って泣いたあとには大きな愛が胸に届く物語。

【著者紹介】
百瀬しのぶ : 1967年東京都生まれ、日本大学芸術学部文芸学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • machi☺︎︎゛

    東京でチェリストとして生きていた大悟はある日突然職を失くす。心機一転して妻との故郷の山形へ帰るものの身寄りもない、職もない状況の時、納棺師の仕事に出会う。初めての経験ばかりで初めは戸惑っていたけど段々と納棺師の仕事にやりがいを感じていく。人の死という当たり前だけど非日常的な事について改めて考えさせられ、生かされている今に感謝する感動の物語だった。

  • 射手座の天使あきちゃん

    ブックオフの105円本、ノベライズ版 これでアカデミー賞外国語映画賞の感動を再び! なんてチョット虫が良すぎましたね <(^_^; 納棺師、なかなか深い職業ですね 偏見を持たずに色々な職業の人を尊敬したい そう教えられた本でした!

  • zero1

    死は誰にも逃れられない。日本人は生と死を分けることを求める。葬式の後に塩を使うのはケガレを清めるため。多くの死に接した納棺師は何を見たのか?主人公の大悟はチェロ奏者だったが楽団が解散。山形で求人広告を見て納棺夫と知らずに応募する。映画のノベライズのためか作者の筆が足りない。ご都合主義も減点ポイントに。しかし、伝わってくるものが確実にある。映画は本木雅弘、広末涼子の主演。本木は「納棺夫日記」(青木新門)を読み自ら映画化の許可を得たがその後、青木に拒否されたため、まったく別の作品として映画化された。

  • アポロ

    重いテーマなのにさらっと読める!泣いた!この仕事は自分なら泣き過ぎて仕事にならないなぁ!改めて映画観てみたいと思った!

  • うりぼう

    確かHDに録画だけしてあったような?でも、まだ観ていない。お盆に相応しい本ということで読んだ。名古屋では、葬儀会館がそのまま納棺していたような。でも、葬儀社の下請けの方かもしれない。確かに端正な手つきで手際よく準備してくれた。多分、小説に出てくるような差別感は、ないような気がする。会社の百合子さんが淡々として、精神科の伊良部先生のところの看護婦さんと重なる。こちらの方が繊細ですが。年を取っても異性を意識する平田さんがステキ。今日は、109シネマで「ツリー・オブ・ライフ」を観た。親子の関係はホント難しいな。

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